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よしの たつみ 吉野辰海
1940年宮城県に生まれる。1960年ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズに参加。1961年から63年にかけて、東京都美術館の読売アンデパンダン展に連続出品。また、ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズは約1年で消滅するも、メンバー的にはかなり重複するグループ展に1960年代の前半は出品している。一方、1964年には東京の内科画廊で初の個展を開催。1968年に2回目の個展を東京の村松画廊で開催している。続いて1969年と71年には東京都美術館の現代日本美術展に連続出品している。1974年にはブラジル・サンパウロ現代美術館のコスモス展に出品。以後、海外出品としては1980年にロンドンのICAで開かれた“ART POP Japan−Tokyo Today”がある。1970年代の後半から現在に至るまでの主な個展としては「投影装置の犬展」(1979年福岡アートセンター、80年仙台、ギャラリークライネス)、「Screw−らせん」展(東京、画廊春秋、1986年、II−87年,III−88年)、個展「水犬」(1989年、画廊春秋)などが挙げられる。(「なぜか気になる人間像 徳島県立近代美術館所蔵名品展」図録(埼玉県立近代美術館)1992年)
カテゴリー:作家
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オブジェとは?【 美術用語 】 本来の意味は、「もの」、「物体」、「客体」のことであるが、もともと芸術とは無関係なもの、あるいはそれらのものの寄せ集めによって構成された芸術作品をオブジェという。また、その作品の構成要素であるものそのものを指すこともある。オブジェとしてのものには、自然に在在する物体や、人間がつくり出した既製品、既製品の部分があり、それらのものが、われわれの日常の感覚や意識を崩してしまうあり方で、作品として存在する。例えば、マルセル・デュシャンが初めて使用したレディ・メイドは、ダダの運動において既製品の本来の役割を否定することで、従来の秩序や価値の体系を破壊してしまおうとするためにオブジェが示された一例であるし、シュールレアリスムにおいては、オブジェはある内的なものの象徴として機能している。第二次世界大戦後は、工場から生み出される廃棄物が、オブジェとして多用されて、新たな展開をみせた。 画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。 |
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