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もえるかお 燃える顔
1966年から1983年までの約20年間は「沈黙」の時期だった。この間、菊畑は、現在する100点をはるかに越える数の、発表されることを目的としない「もの」を作っていた。ものと作品はイコールでは結べない。菊畑のオブジェも意味も帯びることを拒んで、自らの表現の純粋性を追求する。ものはものとして発言する。(「コレクションによる特別展示 人間像のゆくえ」展図録、1995年)
カテゴリー:作品
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オブジェとは?【 美術用語 】 本来の意味は、「もの」、「物体」、「客体」のことであるが、もともと芸術とは無関係なもの、あるいはそれらのものの寄せ集めによって構成された芸術作品をオブジェという。また、その作品の構成要素であるものそのものを指すこともある。オブジェとしてのものには、自然に在在する物体や、人間がつくり出した既製品、既製品の部分があり、それらのものが、われわれの日常の感覚や意識を崩してしまうあり方で、作品として存在する。例えば、マルセル・デュシャンが初めて使用したレディ・メイドは、ダダの運動において既製品の本来の役割を否定することで、従来の秩序や価値の体系を破壊してしまおうとするためにオブジェが示された一例であるし、シュールレアリスムにおいては、オブジェはある内的なものの象徴として機能している。第二次世界大戦後は、工場から生み出される廃棄物が、オブジェとして多用されて、新たな展開をみせた。 画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。 |
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