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 作家(1701)

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じんぶつ

人物

作家名:ジョアン・ミロ
制作年:1976年
技 法:ブロンズ
「私が石を拾うとそれは単なる石にすぎない。しかし、ミロが拾うとミロになる」(ジョアン・プラッツ)。地中海的性格で自然を恋している人間の誠実な手は、日常的なものをオブジェとし、詩の世界とする。ミロの世界は自由である。カタロニアの歴史と風土に育まれた自然や人々への深い愛情のもと、豊かで壮大な想像力と発見により、明るくドラマティックな造形世界がある。(「コレクションによる特別展示 人間像のゆくえ」展図録、1995年)


カテゴリー:作品
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ダダとは?【 美術用語 】

第一次大戦中、ヨーロッパおよびアメリカに起った運動。1916年、チューリヒのキャバレ・ヴォルテールで、トリスタン・ツァラ、ジャン・アルプらが、辞典の一頁から偶然に拾った言葉「ダダ」を用いた。大戦の不安のなかで、合理主義文明とその社会体制を否定し、破壊しようという運動で、おびただしいデモンストレーションとスキャンダルを通じて「なにも意味しない」虚無のダダを唱えた。この否定の精神は、ドイツではヒュルゼンベック、グロスらにより政治的色彩を濃くした。またニューヨークでマルセル・デュシャン、ピカビアらが写真のコラージュや、レティ・メイドのオブジェを使った時期をニューヨーク・ダダと呼ぶが、デュシャンの芸術そのものへの否定精神(反芸術)は、第二次大戦後の若い作家に受け継がれた。さらに1919年にケルンでエルンストアルプらが起したダダ運動は、偶然性や意識下の世界を通じて、のちにシュルレアリスム抽象表現主義への道をひらいた。

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