ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


坂本繁二郎



佐々木尚文



佐々木精治郎



佐竹徳(徳次郎)



サダス



薩摩千代



佐藤敬



佐藤光華



佐藤省三郎



佐藤忠良



佐藤朝山



里見勝蔵



里見宗次



佐野一星



サルモン



沢宏靭



澤田政廣



サントーバン



サンブ



サーレ


<前 (2/10ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


ふたりのかお

二人の顔

作家名:オノレ・ドーミエ
制作年:1858-62年
技 法:油彩 厚紙
ドーミエは、幼い頃からルーヴル美術館に通う。1830年代創刊の雑誌「ラ・カリカチュール」に当時の政治を風刺した版画を寄稿し、1840年代に至るまで「ル・シャリヴァリ」誌などでリトグラフを中心に、辛らつな諷刺漫画家として活躍した。その後、油彩画や彫刻を制作しはじめ、徹底的な人間観察に基づいて、あらゆる階層の人々を大胆に表現した。この作品は、単純な構成と強烈な陰影で、誇張された身振りの人物を劇的に描いている。芝居好きだったといわれているが、確かにせりふが聞こえてきそうな作品である。


カテゴリー:作品
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

シュルレアリスムとは?【 美術用語 】

超現実主義。20世紀の芸術思潮のひとつ。1924年にアンドレ・ブルトン(フランスの詩人、1896〜1966)の「シュルレアリスム第一宣言」により「シュルレアリスムとは口頭、記述、その他あらゆる手段で思考の真の過程を表現しようとする純粋な心的オートマティスムである」と定義された運動。美術、詩、文学、政治など広い範囲にわたって、想像力の解放と合理主義への反逆を唱え、人間自体の自由と変革を目指した。初期は、ダダを受け継ぎ、フロイトの心理学の影響を受け、オートマティスムの方法で夢、幻覚などに現われる意識下の非合理な領域に踏み込んだ。この時期を代表する画家にコラージュフロッタージュ、デカルコマニーの手法で不安な幻覚を定着したエルンストがいる。1930年頃から、政治への参加をめぐって運動は分裂する。後期の代表的作家には、偏執狂的批判的方法で幻想の即物的な表出を表現したダリがいる。また、第二次大戦中アメリカに亡命したシュルレアリストたちは、抽象表現主義の誕生に影響を与えた。

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

シュルレアリスム

キーワードを含む記事
67件見つかりました。

  「シュルレアリスム 彫刻・オブジェ・絵画・デッサン」展 ピエール・コル画廊

  「シュルレアリスム」展 アテネオ・デ・サンタ・クルス・デ・テネリフェ

  「シュルレアリスム絵画」展 ピエール画廊

  シュルレアリスム革命 1-12号

  シュルレアリスム国際展のマネキン人形 マン・レイ作

  アルベルト・ジャコメッティ

  人物

  杉全直

  高井貞二

  イヴ・タンギー

  ダダ

  サルバドール・ダリ

  地上に

  ジョルジオ・デ・キリコ

  ジョン・デイヴィーズ

  ポール・デルヴォー

  中村宏

  ノン・フィギュラティフ

  版画集〈流砂〉III 鏡の前の二人の女

  ヴィリー・バウマイスター



徳島県立近代美術館2006