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 作家(1701)

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こがたぎょせん

小型漁船

作家名:アーサー・ウェズリー・ダウ
制作年:1895頃
技 法:多色刷木版
自らの木版画をウッド・ペインティングと呼んだダウは、木版画を色彩による画面構成を学ぶ格好の手段と見なしていた。一つのデザインの版木を一式作れば、その後は自由自在に色彩やその濃淡の組み合わせを実験することができたからだ。決まった色の組み合わせで何千と摺る日本の浮世絵と比べて、ダウ木版画は同じ色彩の同じ版が一つとないほど、実験精神に富み、表現力も溢れていた。彼の創作版画にかけた熱意は、若手の作家を魅了し、その後のアメリカのモダニズムを支える重要な力となった。(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)


カテゴリー:作品
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アーツ・アンド・クラフツ運動とは?【 美術用語 】

19世紀末から20世紀初頭にかけて、イギリスに起った工芸革新運動。機械生産による製品の質の低下にともなっておこった手工芸品尊重の風潮などを背景とし、ラスキンの強い影響のもとに、ウィリアム・モリスを主導者としてアシュビー、クレインなどの作家によって推進された。この運動は無名の職人の手になる中世の手工芸に芸術本来のあり方を求め、機械による量産を否定して手仕事の尊重を強調したが、産業革命による機械・技術の進歩に伴う諸成果と全面的に対立する結果となり、人々の幅広い共感を得るには至らなかった。しかし、家具、什器、壁紙、装幀、插絵、字体など、デザイン装飾芸術の領域で多くの革新を示し、アール・ヌーボーに大きな影響を与えた。

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けんさくけっか

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アーツ・アンド・クラフツ運動

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  アーツ・アンド・クラフツ運動

  クラフト

  静寂の時−『エスタンプ・モデルヌ』誌より

  アーサー・ウェズリー・ダウ

  ブルーア・ジュリアス・オルソン・ノードフェルト


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徳島県立近代美術館2006