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しるばーくろすうばぐるま

シルバークロス乳母車

作家名:ウィリアム・ウィルソン
制作年:開発年詳細不明
技 法:黒レザー張り車体、スプリング付車台、ゴム車輪
イギリス製。開発年詳細不明(本品は1930年代の製造品)。開発:ウィリアム・ウィルソン。イギリスの発明家で乳母車用のばねの製造業者であったウィリアム・ウィルソンは、1880年代に、ハンモックばね乳母車を発明した。それは乳母車のばねサスペンションを進歩させ、乳幼児に快適な移動をもたらす革命であった。しゃれたレザー張りの車体、頑丈な木部とアルミニウム部分、真鍮製のランプなどを備え、19世紀末の乳母たちのステイタス・シンボルとなった。フードは元来は中央部に蝶番で取り付けられていたが、のちに端部に固定され、折りたたみ式でリバーシブルなものとなった。長い歴史をもつシルバークロスのこのモデルはおそらく1930年代の製品でクラッシックなボートの形をしている。弾性のある車体は鍛冶屋によって仕上げられ、車輪の大きさは、草地でも押しやすいものとなっている。(「キッズ・サイズ・デザイン展」図録)


カテゴリー:作品
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ウィルソンとは?【 作家名 】

1924年アメリカに生まれる。1945年、アイオワ大学卒業。1947年、同大学で修士号。1967−70年、ニューヨークのプラット・インスティテュートで、1973−83年、89−90年、ニューヨークのパーソンズ・スクール・オブ・デザインで、1975−1988年、コロンビア大学でそれぞれ教職につく。ニューヨーク市在住。ウィルソンの詩的な風景画は、個々の場所の特徴よりも情感や雰囲気を表現している。スタジオで制作されるその作品は、和らかい色調を出すために徴妙な色合の絵具を薄く塗り重ねて描かれる。彼女の静物画では、風景画と違って形式やパターンやものの形態の複雑な関係に重点があるが、ここでもやはり情感が表現されている。(「アメリカン・リアリズム」図録 1992年)

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