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でぃくう゛ぇれ だい5かん![]() 「ディ・クヴェレ」第5巻/(自然界の諸形態) ![]() 作家名:資料(ウィーンの夢と憧れ−世紀末のグラフィック・アート) マルティン・ゲルラッハ編。カラーグラビア印刷、オリジナルクロス装ポートフォリオ。大学教官フーゴ・ヒンターベルガーが顕微鏡拡大、図版71点、写真100葉以上、写真の手際よい配列から、M.ゲルラッハが作品の芸術的構成の仕事をウィーン分離派の作家の一人に委託したと思われる。それは、その直前に同じシリーズで『平面装飾』を発表したばかりにコロマン・モーザーであったと推測できる。この魅惑的な作品−特に自然の小宇宙を写したその多種多様さにより−が分離派の作家たちに新鮮な刺激を与え得たことは、疑いない。マルティン・ゲルラッハ出版(ウィーン/ライプツィッヒ)。制作年:1901年頃 技 法:本 ![]()
カテゴリー:作品
![]() ![]() ![]() 木版画とは?【 美術用語 】 ![]() 木を版材とする版画で、ふつう凸版として利用する。版画としては最も古い歴史を持っており、中国では7世紀、日本では8世紀、また西欧では15世紀初頭まで遡ることができる。縦換きした版木を使う板目木版と、輪切りして得られる木口を使う木口木版がある。板目木版の版材には、桜、桂、朴などの広葉樹種が、堅さも組織も一定しているため適している。木目が平行しているものを柾目、平行していないものを板目というが、ともに板目木版である。彫刻刀を用いて版をつくるが、最近は、電動のこぎりで切断した形象を使ったり、伝統的な凸版技法に凹版技法をとり入れるなど表現の可能性を広げている。木口木版は、黄楊や椿のように年輪のしまった均質な密度を持つ堅い木を版木に使う。回転させながら彫刻ができるクッサン(レザー・パット)の上に版木を置いて、ビュランで彫刻する。印刷は、板目木版より強い圧力を必要とする。 ![]() ![]() ![]() |
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