ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


ハチョンユン



ハトンチョル



ハイド



ハインジンバンデデザイン



ハウプト



萩谷巌



萩原英雄



硲伊之助



橋本関雪



橋本雅邦



橋本平八



長谷川潔



長谷川三郎



長谷川春子



長谷川良雄



秦テルヲ



ハッセンプフルーク



服部仁郎



ハッフェンリヒター



濱晶雲


<前 (1/16ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


れでぃ めいど

レディ・メイド

「既成品」の意味。近代美術では、オブジェのジャンルのひとつに相当するもので、実用のために作られた既成品に、その最初の目的を離れて別個な意味を持たせたもの。マルセル・デュシャンが、1917年に便器そのものを「泉」と題して作品として提示したのをはじめ、びん掛け、自転車の車輪、シャベルなどを芸術作品として提出したのに端を発している。量産された機械文明の製品をそのまま提示するという点で、そこには一点制作の手仕事であった芸術への批判が込められていると同時に、物体に対する新しい認識への方向性が示されている。デュシャンは、これらを「芸術の非人間化」「物体に対する新しい思考」と呼んでいる。自然物や未開人のオブジェとは異なり、かなり社会性が高いものである。これらは、戦後のジャンク・アート(廃物芸術)やアッサンブラージュ(寄せ集め芸術)、またポップ・アートなどへ大きな影響を与えている。


カテゴリー:美術用語
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

アール・ヌーヴォーとは?【 美術用語 】

「新しい芸術」という意味。モダンスタイル(MODERN STYLE、英)、ユーゲントシュティール(JUGENDSTIL、独)ともよばれる。19世紀末から20世紀の初頭にかけて、フランス、ベルギーを中心としてヨーロッパで流行した芸術様式のことで、自分たちの時代に相応しいものを求める人々によって推し進められた。極めて装飾的な造形上の特徴をもち、それは時に、華美、装飾過剰とも思われかねない。花や葉などの植物を主題としたような曲線を好み、その有機的、生命的な表現は、絵画、デザイン、工芸、建築をはじめとして広い範囲に及んだ。デザインの分野では、ポスターが流行して、ミュシャは時代の子となり、家具調度品の工芸の分野では、ガレがガラス工芸などによって名を馳せ、建築の分野では、オルタやギマール、ガウディといった人々の活躍がみられた。

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

アール・ヌーヴォー

キーワードを含む記事
17件見つかりました。

  アール・ヌーヴォー

  ウィーン工房

  フェリックス・ヴァロットン

  エマニュエル・ジョゼフ=ラファエル・オラーツィ

  グスタフ・クリムト

  ウジェーヌ=サミュエル・グラッセ

  ウジェーヌ=サミュエル・グラッセ編

  ジュール・シェレ

  ジャポニスム

  ジョルジュ・ド・フール(ジョゼフ・ヴァン・スリュイテール)

  スコットランドとイギリスの歌

  高島北海

  「第20回サロン・デ・サン」のポスター

  ウジェーヌ・ドラートル

  ヨーゼフ・ホフマン

  カミーユ・マルタン

  夢見る少年たち


<前   次>

徳島県立近代美術館2006