ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


ル・マンシュ・ダン・ラ・マンシュ または 打ち手なき槌



ルイズ・ニーヴェルソンの肖像



ルイ・パスカルの後ろ姿



ルイ15世様式の子供用肘掛け椅子



「ルキアノスの遊女(ヘタイラ)の対話」



ルクレツィア



ルネ



ル・アーヴルの酒場「スター」にて



ルーブル美術館ガイドブック



ルーブル美術館見学のために作成したメモ



ループ:輪



麗艶



『レイヨグラフ 1921-28』 ポートフォリオ



RED READシリーズ:「赤毛はどこから?」



RED READシリーズ:「父に教わった現像の方法」



レバー



レフ 1-7号



レベッカの誘拐[ウジェーヌ・ドラクロワの原画による]



錬金術師



連結された手


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るふ

トーマス・ルフ

1958年ドイツに生まれる(ハーメルスバッハ)。1981年までデュッセルドルフ美術大学のベッヒャーの下で学ぶ。1981年のガレリー・リュディガー・ショトレ(ミュンヘン)での個展を皮切りに、数多くの個展、グループ展に出品する。1991年にはベルリンのマルティン・グロピウス・バウにおける「メトロポリス」展に出品、翌92年にはカッセル(ドイツ)の「ドクメンタ9」に出品する。美術大学在学中から、ルフは一貫して写真というメディアを通して表現に取り組んできた。その中でもとりわけ、ルフの名を高めたのは巨大な肖像のシリーズであろう。身近な知人、友人、後輩たちをモデルに、個人の人柄や個性を表現しようとするでもなく、カメラの目を通して実に淡々とあるがままの人を画面にとらえ、私たちが通常、想像する以上にそれらを拡大する。そこに生まれる作品としての新たな意味を付加しつつ、観る者に提示するのである。現在、デュッセルドルフ(ドイツ)在住。


カテゴリー:作家
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デュシャンとは?【 作家名 】

1887年フランスに生まれる。1968年没する。ジャック・ヴィヨンとレイモンド・デュシャン・ヴィヨンは兄にあたる。1904年から5年にかけてパリのアカデミー・ジュリアンで学ぶ。兵役を径て1906年パリへ戻る。フォーヴィスムや未来派、キュビスムなどの新しい潮流に触れる。1913年ニューヨークで開かれた「アーモリー・ショー」に〈階段を降りる裸婦〉を出品する。キュビスムと未来派を結合したようなこの作品は話題を呼ぶ。第1次世界大戦を機に1914年ニューヨークに渡り、ピカビア、マン・レイらと共にニューヨーク・ダダの中心として活動する。レディ・メイドを始め、1917年には既製の便器にR・MUTTとサインしただけの〈泉〉を発表した。1915年から23年にかけては大きなガラス板に鉛の糸と油彩で描いた〈独身者によって裸にされた花嫁、さえも(大ガラス)〉を製作した。芸術という制度を強烈に拒否した彼は、今世紀の最も影響力を持つ芸術家の1人として認められている。

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  ジャック・ヴィヨン(ガストン・デュシャン)

  大ガラスと関連作品 第一巻

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  階段をおりる裸体 No.2

  彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁、さえも(グリーン・ボックス)

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  イヴ・クライン

  警報ポスト:1959-60年国際シュルレアリスム展カタログ

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  スタビル

  『ソシエテ・アノニム・コレクション』

  ダダ

  マルセル・デュシャン

  版画集〈恋人たち〉1. 準クラナッハ選集、“本日休演”による ファースト・ステート

  版画集〈恋人たち〉12. …裸にされた花嫁 セカンド・ステート

  埃の培養


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徳島県立近代美術館2006