ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


ナンバー45



南仏 ヴァンスにて



南仏のアニス酒「フェリ45」



鳰沼



二月の頃



西のはて



虹の女神 II



ニジンスキーの野兎



日刊紙「山」(ラ・モンターニュ)



日記1987年5月30日、柏市、亀甲台、2-12-4



新田越後守義顕決戦之図



日本庭園のサラ・ベルナール



日本の子供の歌



日本の正月



日本の風景



日本の舟



日本の漁師



日本美術展のためのポスター



庭(春)



にわか雨


<前 (2/4ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


ぴりぴり

ピリピリ

ザイール南部にあるシャバ州の中心都市であるルブンバシ(旧エリザベトビル)は銅やコバルトの世界的な産地の一つとして知られる。第二次世界大戦中にブラザビル(現コンゴの首都)で、軍務として現地の美術の保護に携わっていたブルターニュ出身のフランス人画家ピエール・ロマン=デフォッセが、チャド出身の従兵ベラを連れてこの地に入ったのは戦争も末期を迎えるころであった。アフリカ人の芸術を保護、奨励することに深い関心を寄せていた彼は、1944年に現地の人々を相手にしたアトリエ〈ル・アンガー〉を開設する。最初のメンバーのひとりがベラであり、ピリピリ、ムエンゼ・キブワンガらがこれに続くこととなった。〈ル・アンガー〉では、デ・フォッセはただキャンバスと絵の具、それに場所だけを提供し、主題も構図も一切教えず、もちろん西洋美術の画集に手を触れさせることもなく、もっぱら黒人たちの自発性に委ねたと言われている。ピリピリの画には繊細な線と透明な色彩が丁寧に施されており、個性的な手法をみてとることができる。(「同時代のアフリカ美術」図録 1996年)


カテゴリー:作家
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

キブワンガとは?【 作家名 】

生年は1925年頃でつまびらかではない。ザイール南部、シャバ州の中心都市であるルブンバシ(旧エリザベトビル)に、第二次世界大戦の終わり頃に入ったフランス人画家、ピエール・ロマン=デフォッセによって1944年に開設されたアトリエ〈ル・アンガー〉で、制作したメンバーのひとり。縞模様を単純に塗り重ねていくことによってつくられる画面には不思議な遠近感が漂っている。(「同時代のアフリカ美術」図録 1996年)

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

キブワンガ

キーワードを含む記事
1件見つかりました。

  ピリピリ


<前   次>

徳島県立近代美術館2006