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港の風景



港の船



みなみの風の日(風紋)



源頼義像



ミニ







ミミ・パンソンの家、モン=スニ通り



ミュンヒハウゼン男爵



見よ、この人を



未来派デペーロ1913-1927



未来派の自由態の言葉



未来派の自由態の言葉



未来派の自由態の言葉



未来派の自由態の言葉(チェコ語翻訳版)



〈視る?聴く?〉



ミロの星とともに



魅惑のコート



民衆を導く自由の女神[ウジェーヌ・ドラクロワの原画による]



昔の顔



「昔のドイツ商人」


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かげしりーず いしとかげ

影シリーズ 石と影

作家名:大久保英治
制作年:1998年
技 法:カラーダイレクトプリント
この作品は、1999年に当館で開催された「大久保英治 四国の天と地の間-阿波の国から歩く」展の出品作である。大久保は、前年の春から冬にかけて、四国八十八カ所の遍路道を軸に、四国の自然を訪ねて歩き、その場にある石や木、花など、自然の素材を用いて作品を制作した。これは、その時つくられた「影シリーズ」と呼ばれる連作の一つで、98年3月、徳島県神山町で制作された。自分の影の形に自然の素材を置き、そこに改めて自らの影を重ね写真に収めたものである。連作全体で、春から冬に移り変わる季節の変化や、場所の意味するものの異なりが表されている。大久保の代表的な方法によるものであり、彼の自然観が表れた優れた作例である。


カテゴリー:作品
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大久保英治とは?【 作家名 】

1944年兵庫県で生まれ、岡山県で育つ。ランドアート作家。日本体育大学、京都教育大学専攻科で学ぶ。歩くことと自然や歴史、文化、哲学を結びつけた表現を展開。1980年代後半からヨーロッパで活躍し、「ヨーロッパビエンナーレ」(1993年、ドイツ)、「アルテセラ・ビエンナーレ」(1994年、イタリア)など、ランドアートの国際展で注目された。その後日本では、四国を一周歩き、現地で自然の素材を用いて制作する「四国の天と地の間」プロジェクト(1999年に当館で特別展)や、芭蕉、木喰の歩いた道をたどるプロジェクトなどを多彩に展開する。当館や西宮市大谷記念美術館、鳥取県立博物館、岡山県立美術館などで特別展を開催。近年は、韓国でのプロジェクトや作品発表も多い。

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けんさくけっか

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大久保英治

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  雨のために

  石の舟



  刺草(いらくさ) エルメスジャポン HERMES PARIS 10.28-12.30 2001

  色の点になれば

  大久保英治

  影シリーズ 石と影

  影シリーズ 右近の葉と影

  影シリーズ 海辺の黄色の花と影

  影シリーズ 海辺の葉と影

  影シリーズ ススキと影

  影シリーズ 砂と影

  影シリーズ 菜の花と影I

  影シリーズ 都わすれと影

  影シリーズ れんげと影

  影シリーズ れんげと影

  影シリーズ 石と影

  影シリーズ 右近の葉と影

  影シリーズ 海辺の黄色の花と影

  影シリーズ ススキと影


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徳島県立近代美術館2006