ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


[にわか雨]−『強烈なパリ』より



二羽の鳥(鷺と鸚鵡)



人形芝居



人形つかい



〈ニーベルングの指環〉



「ニーベルンゲン」



布を持った女







ヌーヴィル・ス・モントルイユの修道院



熱血漢



ネットバスケット



寝袋



眠れる小妖魔



農夫と農婦



残った問題(6点組)



野々宮



野原の蓮



野村誠 グランディ・アート・ギャラリーでのしょうぎ作曲



野村誠 ゴヤの部屋



野村誠 プレ・ワークショップで作曲した曲


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●もくじのさくいん

    

    

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 作家(1701)

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むらさきのひとじち

紫の人質

作家名:ジャン・フォートリエ
制作年:1947年
技 法:エッチング、直接腐蝕、淡彩 紙
フォートリエは、初期から晩年まで、版画制作にも精力的に取り組んでいる。この作品は、絵画の連作と同じ<人質>を主題としている。人の横顔は極度に単純化され、淡くにじんだアクアチントによる面と紫の色彩が、秘められた深い悲しみと怒りを感じさせる名品である。


カテゴリー:作品
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抽象表現主義とは?【 美術用語 】

主として第二次大戦後のアメリカで開花した非幾何学的な抽象美術を指して、1950年頃から一般に用いられるようになった言葉。カンディンスキーの1910〜14年の絵画に対して使われたのが最初らしいが、1946年、アメリカの画家、アーシル・ゴーキーとジャクスン・ポロックの作品に対して使われるにおよび流行語となり、たちまち他のニューヨーク派の画家の作品にも拡大されて、抽象的でなくても、表現主義的でなくてもそう呼ばれるようになった。そのため、批評家のハロルド・ローゼンバーグは「アクション・ペインティング」という概念を導入したが、この語は当時支配的な実存主義的な意味合いが強調されており、今日ではあまり用いられない。代表的作家としては、マーク・トビー、デ・クーニング、マーク・ロスコなどがあげられる。各人の作品はあまりに多様であるが、強いて要約すれば、即興的、エネルギッシュ、自由な技法を用いて、既成の因襲的な良き趣味を満足させるよりも、人々の物の見方に衝撃を与えることを望んだ非イメージ的で反形式的な絵画といえる。

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けんさくけっか

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抽象表現主義

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  アクション・ペインティング

  頭No.3

  カレル・アペル

  アンフォルメル

  ニール・ウェリヴァー

  Waving figure - 29

  奥底の青

  アレックス・カッツ

  チャック・クロース

  グレゴリーのイメージ

  シュルレアリスム

  ジャスパー・ジョーンズ

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  ダダ

  抽象表現主義

  難波田龍起

  西のはて

  ネオ・ダダ

  皮肉な友情

  ジャン・フォートリエ


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徳島県立近代美術館2006