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ことうえんぼう 古塔遠望
青邨は、大正11、12年に小林古径とともに日本美術院留学生として渡欧し、イタリア、エジプト、フランス、イギリス、オランダ、ベルギー、スペインを訪れている。本作品は、フィレンツェの風景を描いた数少ない貴重な作品である。これまで滞欧中の風景作品としては、第12回院展出品作「伊太利所見」などが知られているが、これらが写実的な作品であるのに対し、本作品は南画調の水墨作品で、霧にかすむフィレンツェの町並みが、異国情緒豊かに描かれている。(「日本の美−再発見 富山県水墨美術館収蔵作品集」 2005年)
カテゴリー:作品
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カールとは?【 作家名 】 版画家、版画出版家、版画商。1728年アカデミーの会員となる。リゴー、ルモワーヌ、ヴァトー、シャルダン、グルーズなどの肖像画、歴史画、神話画などにもとづく版画作品を得意とし、当時のもっとも優れた複製版画家の一人となる。単なる複製制作者ではなく、解釈家と評された。ジャック・フィルマン・ボーバルレなど多くの優れた弟子も育てている。(「近世フランスの絵画と版画−東京富士美術館コレクションによる」図録 2002年) 画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。 |
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