ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


〈中央の場〉



中学生(カミーユ・ルーランの肖像_郵便配達夫の息子)



忠義



抽象的なイメージ



彫刻と花鳥



蝶にさらわれたルフィーナ



直角の詩



チンバドのスツール



ツァン・トゥム・トゥム



月からの地球



月々の絵 (一月、四月、六月、八月、十月、十一月、十二月)



月夜の夜想曲



次の階を探してI



土 earth powder Arhus Silkeborg 2000-01



土・四国



綱曳面



積藁のある夕暮風景



吊りベビーベッド・システム「ラ=レ=ル」



剣山から石槌



剣山から石槌


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 作家(1701)

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つなひきめん

綱曳面


作家名:高村光雲
制作年:1921年
技 法:木 着色
法隆寺では、毎年、聖徳太子の命日(3月22日)に小会式と呼ばれる法要を行っており、10年毎には、大会式と呼ばれる聖霊会が執り行われる。この《綱曳面》は、その聖霊会の行道に使われるお面。 大正10年(1921)は、聖徳太子の1300年御遠忌にあたり、そのときの法要にあたり、法隆寺が光雲に依頼して、従来伝わった面をモデルに新しく作られたもの。東京美術学校関係の19人の彫刻家に依頼したということで、他には平櫛田中が「蝉払」の面を作ったりしている。このときの聖霊会の様子は、『中央美術』大正10年6月号に掲載された内藤堯寶「聖徳太子の余風を仰ぎて」という記事でもふれられている。最近では、平成13年(2001)が1380年の御遠忌にあたり、そのときの聖霊会でも使用されたという。(「高村光雲とその時代展」図録 2002年)


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006