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「ライバッハ(リュブリャナ)のために」



ライ麦おばさん



羅漢 一



楽此幽居図



羅針盤



ラジオ「グラモン」



ラジオ「ミロマ」



裸体像の習作



ラパン・アジル



ラパン・アジル



裸婦



裸婦



裸婦







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らんすのだいせいどう

ランスの大聖堂

作家名:モーリス・ユトリロ
制作年:1908年頃
技 法:油彩 キャンバス
「……ポルト・シャンペレの第6徴兵局は、あの最悪の年、1914年の8月29日土曜日をもって僕の終身退役を味認める証明書を交付した。たくさんの勇気ある人たちが祖国のために身を投げ出し血を流そうというときに、ただ手をこまねいている僕はいったい何をしたらよかったのだろうか。僕は自分の“芸術”に身を委ね、新たにフランスの大聖堂を描いた。読者諸氏よ、フランスそして世界で最も壮麗なゴシック様式の遺産の一つであるあの素晴らしい建物が破綻されたことを知ったときに、僕の全身全霊をがんじがらめにした辛く苦しい思いを伝えるのに、ペンの力はあまりにも無力である(なんと虚しいことか。大罪が犯されてしまったのだ)。」(K.S.)


カテゴリー:作品
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モーリス・ユトリロとは?【 作家名 】

1883年、フランス、パリに生まれる。母はモデルで画家のシュザンヌ・ヴァラドン。父は不明。10歳ごろより飲酒を覚え、17歳で最初のアルコール中毒による入院。医師の助言と母の説得で、治療のため絵を描くようになる。ほとんど独学で絵を学び、印象派的な時期を経過して、1908年ごろ、白を基調とする「白の時代」に到達する。1909年サロン・ドトンヌに出品。1913年最初の個展を開催、評判となる。1915年ごろから鮮やかな色彩が現れ始める。1919年ルプートル画廊の個展が大成功を収める。一方、アルコール中毒は治らず、何度となく入退院をくりかえす。1928年レジオン・ドヌール勲章を受章する。(「パリ・日本・メキシコ 埼玉県立近代美術館所蔵作品による」図録 1992年)

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