ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


版画集〈壁〉7. 人間と壁



版画集〈壁〉8. 壁の前で用を足す人たち



版画集〈壁〉9. 壁と旅人たち



版画集〈壁〉10. 壁の前で用を足す犬



版画集〈壁〉11. 壁と横たわる人



版画集〈壁〉12. 壁と告示



版画集〈壁〉13. はげ落ちた壁



版画集〈詩畫集 蟻のいる顔〉3. ピケの残像



版画集〈博物誌〉25.夫婦のダイヤモンド



版画集〈マルドロールの歌〉4



版画集〈マルドロールの歌〉5



版画集〈マルドロールの歌〉18



版画集〈モニュメント・タバコ〉I



版画集〈リルケ『マルテの手記』より:一行の詩のためには…〉17. 愛にみちた多くの夜の回想



〈版画集〉1



〈版画集〉2



〈版画集〉3



〈版画集〉4



〈版画集〉5



版画集〈『悪の華』のために版刻された14図〉13.〈放蕩〉と〈死〉は…


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 作家(1701)

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うさんのふうしゃ ぶるたーにゅ

ウサンの風車、ブルターニュ

作家名:モーリス・ユトリロ
制作年:1912年頃
技 法:油彩 キャンバス
ムーラン・ド・ラ・ギャレット、サノワやウサンの風車など、ユトリロが描いた風車は350点以上を数える。ユトリロ、母のシュザンヌ・ヴァラドンそれにアンドレ・ユッテルがヴァカンスに、友人のリシュモン・シュウドワンに連れられてコンケやウサン島に行き2カ月にわたって滞在したのは、1912年にユトリロがサノワのルヴェルテガ医師の病院でアルコール依存症の禁断療法を初めて受けたあとであった。 「ユッテルはいろいろな屋根をしたノルマンディ特有の白壁の農家を描き、後に髪を振り乱して制作に励むようになるヴァラドンは心に響く作品を生んだが、ユトリロ自身は木も草もない−砂漠のような−この島にひどく苛立ち動揺して、なかなかいい絵が描けなかった。幸いだったのは、ユトリロが宿で子供っぽい楽しみを見つけたことである。荒波の中の島で過ごした最後の日までユトリロは、2階にある部屋に戻るのに階段よりも登り綱を使うほうがずっと簡単だと思っている、もと船乗りだた宿の主人を眺めるのを気晴らしの種にしていた」(K.S.)


カテゴリー:作品
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シュザンヌ・ヴァラドンとは?【 作家名 】

1865年フランスに生まれる。1938年没する。私生児として生まれ、シャヴァンヌ、ルノワールドガロートレックらのモデルとして働く。また、自らも絵を描くことを覚え、1894年にはサロンに出品する。アポリネールやマックス・ジャコブ、エリック・サティなど、詩人や音楽家との交友も広かった。モーリス・ユトリロの母としても知られている。

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シュザンヌ・ヴァラドン

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  ウサンの風車、ブルターニュ

  シュザンヌ・ヴァラドン

  クレテイユのパリ通り

  コルトー通り、モンマルトル

  サン・ミッシェル橋

  ショドワンの家

  セザンヌ、救済院の礼拝堂

  テルトル広場

  モンマルトル、サクレ・クール寺院

  モンマルトルのノルヴァン通り

  モンマルトルのミミ・パンソンの家

  雪のベッシーヌ・ス・ガンタンプの教会

  モーリス・ユトリロ


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徳島県立近代美術館2006