作家名:
ヴィック・ジャンティ
制作年:1965年
技 法:白いピアノの天蓋、メトロノーム、焼け焦げた木
テーブルや椅子の脚、ピアノの鍵盤や蓋、・・・
ヴィック・ジャンティの作品はこういった廃材によって造られる。もともと画家として出発したジャンティは、
表現主義や
シュルレアリスムの影響を受けた絵画作品を制作していたが、1960年代に入ってピアノのハンマーや鍵盤の部分を配置した
レリーフ状の作品を制作し始めた。そして、60年代の終わり頃から様々な木材を組み合わせて人物を作るようになる。ルーベンス、アンソール、
デルヴォー、
レイ・チャールズなど有名人を讃えての作品も多い。既成の部品をあまり手を加えることなく組み合わせて作り上げられたその作品は、一見できあがった形の方に重点が置かれているように見えるが、それでいて廃材を使ったという素材の持つ面白さがあり、一種のポエジーをたたえている。(「
ベルギー現代美術展」図録 1994年)
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シュミットとは?【 作家名 】
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1908年、マウルブルクに生まれる。バーゼルエ芸学校と
カールスルーエ州立美術学校に学ぶ。1929年、デッサウ・
バウハウスに冬学期入学。1930年、
バウハウスを去る。ドレスデンの国際衛生展示会に参加。1945年、レーラッハで工芸専門学校の教職に就く。(「
バウハウス展−ガラスのユートピア」図録 2000年)
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