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ぐるぐるもくじ


前を向いた頭部の習作と2つの手の習作



幕間 01021



幕間 01031



貧しい食事



貧しき食事



街に沿って



街のジャングル−日刊紙



〈街を歩くこと〉



マット



松方正義像(木型)



松ニ富士山



松之図



松の花



窓辺の少女



『マネキン人形たち』 表紙



『マネキン人形たち』 15点組



まのん



マリア・ピーテルス・オリカンの肖像(アンドリース・ファン・デル・ホルン夫人)



マリエ



鞠に遊ぶ狆


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とらくたーざせきつきのつくえ

トラクター座席付きの机

作家名:マルク・ベルティエ
制作年:1972年
技 法:白いプラスチック、金属に赤色塗装
フランス製。デザイン:マルク・ベルティエ、製造:ロッシュ・エ・ボボワ。この1970年代初期のフランスのデザインは5歳児以上用の一品制作の試作品としてつくられた。机天板も座面も高さが調節でき、天板は角度も調節できる。小さな穴がいくつも開けられ赤く塗られた金属のトラクターシートと、白いプラスチック机と鋼管の組み合わせは珍しい。おもちゃの乗物の造形が片持ち梁のそれとあいまって、動きが生み出されている。(「キッズ・サイズ・デザイン展」図録)


カテゴリー:作品
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外光派とは?【 美術用語 】

19世紀フランス絵画史における呼称。ルネッサンス以降ヨーロッパのアカデミックな美術教育では屋内で油絵を完成するのが習しだったが、19世紀に入ると屋外の太陽光の下で油絵を完成しようとする作家が現れた。そうした作家あるいは制作態度を指す。主題としては風景画が多く、具体的な作家としてはヨンキスト、ブーダンなど印象派の先駆的な役割を果した作家を指し、クールベコローなどを加えることもある。印象派も屋外での制作に専念しているが、普通は外光派と区別し、むしろ印象派の技法とアカデミックな主題を折衷して19世紀後半のパリ画壇で人気を得たサロンの作家たちを指すことが多い。日本ではサロンの作家ラファエル、コランに学んで1893年帰国した黒田清輝を中心として形成された洋画の新傾向とその一群の作家を指す。黒田が帰国するまで主流であった脂派との対比から、紫派、新派、南派、正則派とも呼ぶ。

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徳島県立近代美術館2006