英語では、アッセンブリッジとよばれる。語義は「物の集まり」で、一つの美術作品をつくるにあたって、様々なものを寄せ集めてくることから名付けられた。1950年代に
コラージュを基にして、
デュビュッフェが
リトグラフに試みてから、1960年代にピエール・レスタニーが提唱した
ヌーヴォー・レアリスムの大きな流れの中で、
アサンブラージュは一般にも、よく知られるようになった。1961年には「
アサンブラージュ展」がニューヨークで開かれている。社会のあらゆる場面でつくり出されたものを集合させ、当時の社会への語りかけを、マチエールの提示によって成し遂げている。アルマンは、工場で大量に生産される製品をガ
ラスケースに押し込んだし、セザールは工場の廃品を寄せ集めて、それらを圧縮して作品を生み出した。