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う゛ぃよん (がすとん でゅしゃん)

ジャック・ヴィヨン(ガストン・デュシャン)

本名は、ガストン・デュシャン。画家マルセル・デュシャンとレーモン・デュシャン・ヴィヨン兄弟。二人と共に、1910年代には、ピカビアやレジェを含むキュビスムや未来派の画家たちの前衛派グループの中心的存在となり、1913年のアーモリー・ショーにも出品している。それ以前にも長い挿絵作家としての経歴があり、『フランス通信』や『うまい汁』等、一流雑誌に挿絵を寄稿して生計を立てていた。1899年までには、パリの人々の生活や軍隊生活などを描いた版画作品集も出版している。キュビスムの様式に移行してからも版画制作を続けたが、1930年以後は純粋色を用いた絵画に専念した。(M.Y.)(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)


カテゴリー:作家
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古典主義とは?【 美術用語 】

語源は、古代ローマ市民の最高階級を意味するクラッシクス(classicus)。美術、文学、音楽、建築など広い分野にわたって使われ、明晰な秩序に基づく完成された表現を目指す様式傾向や芸術理念を意味する。17世紀フランスで芸術理論として高められ、現在では一般的な様式概念としても、歴史上のある特定の時期を示す概念としても用いられる。様式概念としての考え方としては、バロックに対立する表現様式として見る立場と、アルカイスム−古典主義バロックと展開する様式発展の一つと考える立場があるが、いづれもアルカイスムの素朴で生硬な表現やバロックの激しくダイナミックな表現に対して、合理的秩序に基づく統一性、安定した構築性、調和のとれた静かな表現等を古典主義の特質として挙げている。代表的な時代としては、紀元前5世紀のギリシア、ルネサンス、17世紀、18世紀末から19世紀初頭にかけてのフランスがある。様式概念として広く捉えた時、日本美術などの西欧美術以外の芸術に古典主義の時代を見い出したり、ピカソの「古典主義時代」など個人の様式に適用することがある。

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