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ろん てぃえん しー

ロン・ティエン=シー(龍田詩)

1946年マレーシアに生まれる。パリ美術学校でリトグラフを学び、1968年卒業。同年、イギリスのブラッドフォードで開催された、第1回英国版画ビエンナーレに出品。翌年、版画を専攻していたロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートを卒業。1970年、第7回東京国際版画ビエンナーレ、71年にはブラジルでの第11回サンパウロ・ビエンナーレに出品。1972年には、ポーランドでの第4回クラコウ国際版画ビエンナーレに、87年には、クアラルンプールでのマレーシア美術1957−58展に出品している。


カテゴリー:作家
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リトグラフとは?【 美術用語 】

版画技法。石版画。平版(版面に凹凸のない版形式)の代表的なもの。版材に石灰石や、今日では人造石灰石や亜鉛板、アルミ板も用いる。製版の原理は水と油の反発作用である。即ち石灰石に脂肪性のクレヨンや解き墨で描き、上から硝酸アラビアゴム溶液を掛けると、化学作用によって描画部は親油性に、他の部分は親水性になる。こうして版面に油性インキをローラーで転がし、描画部にのみ付着したインキをプレス機で紙に刷り上げる。亜鉛板等を用いる場合も、水と油の反発を応用することに変わりはない。18世紀末にゼネフェルダーがドイツで発明し、当初は近代的な複製出版技術として、広くヨーロッパに普及した。19世紀中頃には多色石版画、続いて写真製版も登場し、リトグラフは商業印刷の分野で急速に発展する。19世紀末の芸術的なポスターの隆盛は、この技法を抜きにしてはあり得なかった。今世紀に入いってからも、ピカソ、マチス、ルオーシャガール等、多くの作家がリトグラフによる表現を意欲的に追求した。

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