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う゛んだーりっひ

パウル・ヴンダーリッヒ

1915年ドイツに生まれる。第2次大戦中兵役についた後、ハンブルグ美術学校に学ぶが、在学中の1949年初めてリトグラフを制作し、同年リューベックで個展を開催。1951年から60年まで母校でリトグラフを教えるかたわら出品した、60年マンハイム青年版画展でドイツ賞を受賞し注目される。1960年から63年までパリで制作にあたった後、63年から68年までハンブルグ美術学校教授として再び後進の指導に携わる。1964年カッセルの「ドクメンタ3」に出品。1965年頃から、写真家である妻カリンが撮影した裸婦写真をリトグラフや絵画の素材として用い、かもし出されるエロチシズムをシュールレアリスムやドイツ表現主義の伝統と結びつけながら精密な作風で表わす。1968年東京国際版画ビエンナーレ展で神奈川県立近代美術館賞を受賞し、日本でも広く知られている。(「なぜか気になる人間像 徳島県立近代美術館所蔵名品展」図録(埼玉県立近代美術館)1992年)


カテゴリー:作家
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水彩画とは?【 美術用語 】

広義には、水溶性の展色剤で練った顔料を使って制作された絵画をさす。古代エジプトのパピルス画、東洋画の紙本・絹本の類、中世ヨーロッパの彩色写本の挿絵など古くから世界各地で広く利用されてきた。狭義には顔料とアラビアゴムを練り合わせた絵具(水彩絵具という)で描いたものをいい、より狭義には、水彩絵具を透明水彩絵具と白色顔料を加えた不透明水彩絵具(グワッシュ)に分け、前者のみを指す。透明水彩は特に精選した微粉の顔料を用い粘り気が少なくなるように練ってある。水彩絵具の特性は透明なことで明るい色を表現する場合は、水で薄めるだけで、薄い絵具の層を通して画用紙その他の支持体面から光が多く反射して明るく見える。不透明水彩の場合は白を加える。単色で仕上げる水性絵具としては、茶色のビスタや、いかの墨から作る焦げ茶色のセピアを使ったものがよく知られている。18世紀から19世紀初頭のイギリスで大きな発達をとげ、特にターナーは油絵に劣らない色の明るさと鮮かさを表現する水彩技法を作り上げた。

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