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脂派


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ぱらでぃーの

ミンモ・パラディーノ

1948年イタリアに生まれる。1964年クレス・オルデンバーグやジム・ダインの作品に強い感銘をうけベネヴェントの美術学校に入学、68年まで学ぶ。1975年ごろから作品の発表をはじめ、幾り返し個展を開くほか、81年「ア・ニュー・スピリット・イン・ペインティング」(ロンドン)、「ヴェスト・クンスト」(ケルン)、82年「ドクメンタ7」(カッセル)、「ツァイトガイスト」(ケルン)などに出品する。1980年アキーレ・ボニト・オリーヴァの著書『イタリアのトランスアヴァンギャルディア』でクッキキアクレメンテとともにトランスアヴァンギャルディア(新表現主義)を代表する作家として紹介され、世界的に注目を浴びる。1970年代前半は主として神話的主題を取り上げた作品を制作したが、近年は強い歴史感覚に基づき様々なシンボルを平面的に配列することで、一種宗教的な雰囲気をもつ独自の絵画世界を創り出す。(「なぜか気になる人間像 徳島県立近代美術館所蔵名品展」図録(埼玉県立近代美術館)1992年)


カテゴリー:作家
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ドクメンタとは?【 美術用語 】

1955年以来、西ドイツのカッセル市で、原則として4年ごとに催されてきた進歩的傾向の国際美術展の名前。第1回展は、カッセル・アカデミーのボーデ教授の提唱で、第二次大戦終了までナチスによって進歩的・前衛的芸術が「退廃」の烙印を押されて国際舞台から著しく立ち遅れてしまっていたドイツの芸術に、再び新しい息吹きを取り戻す目的で組織された。以降、ドイツの国民に世界の現代美術の動向を紹介するのを根本とし、多くの国際美術展のような授賞制度を持たずに、毎回テーマを決め、それに基いて委員会が美術家の人選を行うという方法を採っている。第2回展にはアメリカ部門が設けられ、ニューヨーク派の成果が紹介され、第4回展では、出品作家の3分の1がアメリカ人でその作品の多くが巨大なサイズのものという、アメリカの色面抽象絵画、ポップ・アートミニマル・アートが支配的なもので、ドクメンタの歴史にひとつの頂点を画したものであった。画商界の動向への追随など批判も多いが、現行の国際美術展では最も規模の大きいものである。

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