ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


アウトサイダー・アート



青騎士



アカデミー



アクアチント



アクション・ペインティング



アサンブラージュ



アブストラクション・クレアション



アンティミスム



アンデパンダン展



アンフォルメル



アースワークス



アーツ・アンド・クラフツ運動



アール・ヌーヴォー



イコノグラフィー



印象主義



インスタレーション



ウィーン幻想派



エコール・ド・パリ



エスキース



エスタンプ


<前 (1/2ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


ふらながん

バリー・フラナガン

1941年イギリスに生まれる。バーミンガム美術工芸学校に学び、1954年からはロンドンのセント・マーチン美術学校でフィリップ・キングの教えを受ける。1965年グループHに参加。1966年セント・マーチン美術学校を優等で卒業。最初の個展をロンドンのロワン・ギャラリーで開く。1967年から71年までロンドンのセント・マーチン美術学校及びセントラル美術学校で教える。1970年第10回日本国際美術展(人間と物質)のために初来日。セント・マーチン美術学校で最初のエッチングを制作。1979年最初の「跳ねる野兎」を鋳造。1982年ヴェネチア・ビエンナーレのイギリス代表に選ばれる。カッセルの「ドクメンタ7」に出品。1983年テート・ギャラリーに多くの版画を寄贈し、これにより版画コレクションの全作品が揃う。ニューヨークのペース・ギャラリーで初の個展を開催。1985年フジテレビギャラリーでの個展のために来日。現在、ロンドンとスペインのイビサに在住、制作を行っている。


カテゴリー:作家
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

エッチングとは?【 美術用語 】

版画技法。銅版画は、凹版を製版する技法によって直刻法と酸腐蝕法に大別できるが、これは後者の内で最も代表的なものである。エッチングの語源は「腐蝕」。まず銅板にグラウンド(防触剤)を均一にひき、ニードル等の鉄筆状のもので描画すると、描いた線の部分のみ銅板が露出される。これを酸にひたし、腐蝕時間によって線の深浅(太細)を調整する。そしてグラウンドを除去し、凹部にインキをつめ、プレス機で紙に刷り上げる。エッチングの特徴は、直刻法に比べて描画が容易であり、線の表情も腐蝕の深さによって自由に加減できることである。欧州では13世紀頃から金属細工師が腐蝕を用いて図案の線刻を行なっている。それを応用したエッチング版画の登場は16世紀初頭と考えられており、17世紀にはレンブラントを頂点として数多く制作された。日本では1931年、西田武雄によって専門誌『エッチング』が創刊され、日本の現代銅版画の創成期における、エッチングの研究・普及に大きな役割を果たした。

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

エッチング

キーワードを含む記事
77件見つかりました。

  ジャン=フランソワ・ミレー

  武蔵篤彦

  アンリ・ムーニエ

  ジャン=アドリアン・メルシエ

  モーティマー・メンペス

  木製の面−『ジャポニスム:10のエッチング』より

  モノタイプ

  ルートヴィヒ・ハインリヒ・ユングニッケル

  羊毛を梳く女

  吉野川から眉山を望む

  夜−『パン』誌IVより

  オスカー・ラスケ

  裸体像の習作

  リヒャルト・ランフト

  アンリ・リヴィエール

  テオドール・ルーセル

  3本の糸のエッチング


<前   次>

徳島県立近代美術館2006