ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


ラファエル前派



ランド・アート



リアリズム



リトグラフ



リプリント



ルネサンス



ルーレット



レディ・メイド



レプリカ



レリーフ



ロココ



ロマン主義


<前 (1/1ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


う゛ぃっく じゃんてぃ

ヴィック・ジャンティ

1919年フランス人の父とベルギー人の母との間に、イギリスで生まれる。その後、アントワープに移住する。1934年から38年にかけて美術アカデミーに、1940年から42年にはアントワープの国立美術研究所に学んだ。1943年から50年頃まで、表現主義、ネオ・シュルレアリスムの時代。1947年、「若きアントワープ絵画」展に参加する。1954年オブジェをはじめる。1958年G58のメンバーになる。1960年アントワープで新フランドル派を結成する。1961年ゲント「フォーラム61」に参加、63年東京ビエンナーレに「音と色のメロディー」連作5点を出品、64年ヴェネチア・ビエンナーレ、カッセル・ドクメンタ3に参加する。1966年ニューヨークで初個展をボニーノ画廊で開く。1969年ジロン賞を受賞。1970年大阪万博ベルギー館に出品。1971年デューラー生誕500年の展覧会のための作品を制作する。1974年アントワープ王立美術館で個展。1975年ブリュッセルのティフェリー駅の装飾を手掛ける。1977年ルーベンスの記念年の展覧会のための作品を、87年ルーヴェンのカトリック大学のためのモニュメントを制作。(「ベルギー現代美術展」図録 1994年)


カテゴリー:作家
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

木口木版とは?【 美術用語 】

版画技法。立木を輪切りにした切り口(木口)を版面とする。版木には黄楊(つげ)や椿(つばき)等の堅い木が使われ、銅彫版と同じく、堅い版材に鋭い線を刻むことのできるビュランやノミによって彫版する。インキは粒子の細かいオフセット印刷用・銅版用・石版用等、油性インキを用い、彫り残された凸部にローラーで均一にインキをのせる。紙は薄手のものが刷り易く、バレンや、より細かい調子を出すためには金属ベラで強く印刷する。特徴は、繊細で精密な表現が可能なこと、また版が堅牢なので大部数印刷にも適していることである。18世紀末に英国人ビューイックが創始したとされる。日本では1887年に伝えられ、教科書や新聞の挿絵等、実用面で広く普及したが、写真製版が発明された後、衰退していく。芸術的な木口木版の制作では山本鼎長谷川潔などが有名。ところで、木口木版に対して、縦挽きした切り口(板目の表われる面)で制作するものを板目木版と呼び、西洋と逆に日本で木版画といえば、こちらの方が一般的である。

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

木口木版

キーワードを含む記事
6件見つかりました。

  エングレーヴィング

  木口木版

  小林敬生

  日和崎尊夫

  ビュラン

  木版画


<前   次>

徳島県立近代美術館2006