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素朴画家


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らんふと

リヒャルト・ランフト

スイスに生まれ、まず、当時ヴヴェイ近郊に亡命中のギュスターヴ・クールベに絵を学んだ。それ以後は、主にパリで活動した。彼は多色刷エッチングの手法を−彼の版画のほとんどにこの手法が使われいる−ウジェーヌ・ドラートルから学んでいる。そいて言うまでもなく、彼の版画作品の多くがドラートルによって刷られている。ランフトはサーカスのような、世紀末の中流階級の娯楽を好んで描いたが、そのスタイルにはトゥールーズ=ロートレックの影響がうかがわれる。この他の作品は抽象主義的な作風を示しており、1892年の第1回薔薇十字会展にも出品している。彼は1894年の『エスタンプ・オリジナル』誌や『試し刷り(エブルーヴ)』誌、また1897年の『エスタンプモデルヌ』誌や1896年のS・ビングの『アール・ヌーヴォII』のための版画5点など何冊もの版画集に作品を寄せている。(P.F.)(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)


カテゴリー:作家
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ロートとは?【 作家名 】

はじめ彫刻を学ぶが、パリにでてキュビスム運動に参加する。ピカソらの破壊的なキュビスムにたいし、古典技法も取り入れてリズム感のある穏健なキュビスムを展開した。キュビスムの嵐が去った後もそれを継続した。教育者、評論家としても活躍する。当時、日本の二科会の在外会員でもあり、大正末期から昭和初期に、パリに渡った作家たちも含め日本の作家が、彼から学んだ点も多いと言われる。

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けんさくけっか

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ロート

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