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ぽるぽらてぃ カルロ=アントニオ・ポルポラティ
画家、デザイナー、エッチング・ビュラン彫師。幼少の頃イタリアのトリノからパリに出、シャヴィル、ボーヴァルレ、ウィルに師事。1773年、パリ、トリノ両市のアカデミー会員となった。1793年ナポリ王はポルポラティに版画の学校を設立させ、彼は4年間仕事をした。ポルポラティの才能は版画の分野で特に発揮され、宗教画、肖像画、風俗画を下絵にして版画を手がけるが、中でも肖像画が優れている。フィレンツェのナショナル・ギャラリーに彼の作品が数多く収蔵されている。(「近世フランスの絵画と版画−東京富士美術館コレクションによる」図録 2002年)
カテゴリー:作家
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エングレーヴィングとは?【 美術用語 】 版画技法。銅版画は、凹版を製版する技法によって直刻法と酸腐蝕法に大別できるが、これは前者の内の一つで最も単純なもの。銅板にビュラン(断面が正方形か菱形の刃をもつ彫刻刀)で線刻し、そのV字型に彫られた凹部にインキをつめ、プレス機で紙に刷り上げる。ビュランで版材を完全に刻り取ってしまうので、ドライポイントのようなまくれもエッチングのような腐蝕による線のくずれもない、冷たく硬質な線が最大の特徴である。単純な技法ではあるが、抵抗の大きいビュランを自在に操り、髪の毛の数分の一の線からあらゆる太さの線までを彫刻するには相当の熟練を必要とする。「エングレーヴィング」とは正に「彫刻する」意である。15世紀前半には、最初のエングレーヴィング版画が登場している。彫刻に用いる刀の名をとって「ビュラン」と呼ぶことも多いが、その場合は同じくビュランを用いる木口木版もその中に含めて考えることができる。 画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。 |
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