ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


マケット



マッス



マティエール



マニエリスム



円山四条派



ミクスト・メディア



ミニマル・アート



未来派



紫派



ムーヴマン



メゾチント



朦朧体



木版画



モダニズム



モダン・アート



モティーフ



モデリング



モニュメント



モノタイプ



もの派


<前 (1/2ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


ふぉるすとなー

レオポルト・フォルストナー

リンツ国立手工芸学校およびインスブルックのガラス絵画学校で勉強。1899年から1902年、ウィーン工芸美術学校でカール・カルガーおよびコロマン・モーザーに師事。1903年、ウィーン美術家展(ポスター、ステンドグラス、タペストリー)に参加。「ヴェル・サクルム」のための木版画を制作。1904年、ミュンヒェン美術アカデミーでルートヴィッヒ・ヘルテリッヒに師事。1908年、ウィーンの著名な建築家オットー・ヴァーグナーエミール・ホッペ、オットー・シェーンタールの協力でウィーンモザイク工房を創設。1908年から1909年、工房設計図をクンストシャウに出品。1912年、コロマン・モーザーのデザインによるシュタインホーフ教会のためのステンドグラス、およびルドルフ・イェットマーのデザインによる祭壇モザイク画を制作。1909年から1911年、ストックレー邸の子供部屋のためにグスタフ・クリムトのデザインによる装飾モザイク画を制作。1911年、ハーゲンブント春季展に出品(自身のデザインによる中央墓地教会のステンドグラスとモザイク壁画)。1912年、自分のガラス窯を持つ。1913年、リンツのエーベルベルク教会のアプシス(後陣)をデザイン。オーストリア美術家連盟に加入、オーストリア建築家教会の準会員になる。1914年、工芸美術学校の「工芸美術式典」参加試験に合格。ディアーナバート(保養所)の表玄関および玄関ホールのためのモザイク画を制作。1915年から1918年、民俗学博物館付の収集官として従軍。1919年、シュトッケラウに新工房、高級ガラス・モザイク・琺瑯工房および、高級ガラス工芸会社を創設、自身、ここで空洞ガラスを制作。1927年、ニーダーエースタライヒ州政府の工芸振興局の特別顧問になる。米国、キャリオコンのフランシスコ修道会教会の祭壇画(モザイクおよび琺瑯)を制作。1929年から1936年、ホラプルンのギムナージウムで自由画と工作を教える。


カテゴリー:作家
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

クリムトとは?【 作家名 】

1862年ウィーンに生まれる。1876年に奨学金を得てオーストリア芸術産業美術館付属の工芸学校に入学、7年間同校に学ぶ。1883年、弟エルンスト、同窓のF.マッチュと共に美術家協会を設立し、ブルク劇場やウィーン美術史美術館など多くの装飾画を手掛ける。この時期の作品はいまだアカデミックな画風で描かれており、ブルク劇場のフレスコ画の制作によって勲章を授けられたが、1897年にウィーン分離派を結成し、その初代会長となると、アール・ヌーヴォー様式を大幅に取り入れた独自の様式を成熟させていった。1903年にはウィーン工房の設立に協力し、翌年、ブリュッセルのストックレー邸の食堂のためにモザイクのフリーズを制作し始める。この間、ウィーン大学の壁画やマックス・クリンガー展のための《ベートーヴェン・フリーズ》が賛否の渦を巻き起こす。1905年分離派を脱退し、翌年オーストリア美術家連盟を結成、1908年の「クンストシャウ」に出品した《接吻》が国家買上げとなる。第9回ベネチア・ビエンナーレ(1910年)で「クリムトの部屋」が設けられたり、1911年のローマ国際美術展で最優秀賞を獲得したりするなど、ヨーロッパ美術界で重きをなしていった。1917年、ウィーンとミュンヒェンの造形芸術アカデミークリムトを名誉会員に迎る。1918年ウィーンで歿。(「ホフマンウィーン工房展」図録 1996年)

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

クリムト

キーワードを含む記事
54件見つかりました。

  「グスタフ・クリムトのスケッチ」

  「講話 クリムトについて」

  オスカー・ココシュカ

  ブロンシア・コラー=ピネル

  コーヒーポット

  象徴主義

  エゴン・シーレ

  オーギュスト・ジャコメッティ

  センターピース

  センターピース、あるいは燭台

  タバコ入れ

  「第18回分離派展カタログ」/(グスタフ・クリムト)

  「第99回分離派展カタログ」/(クリムト記念展)

  リヒャルト・テシュナー

  トランペット形の花入れ



  フランツ・フォン・バイロス

  バスケット

  バスケット

  レオポルト・フォルストナー



徳島県立近代美術館2006