データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
つぇれつにー フランツ・ツェレツニー
1880年から1883年、ウィーン国立工芸学校およびウィーン工芸美術学校で勉強、アントン・ブレネークに師事。卒業後、実父のアトリエで見習い。パリに研究旅行。1891年、独立。1892年から1896年、キュンストラーハウスの展覧会に出品。1898年、ウィーン分離派に参加。1898年から1907年、オーストリア国立美術館の冬季展に出品。1899年、ヨーゼフ・エンゲルハルトの彫像「アダムとイブ」の制作に協力、その原型を木で作る。オルブリッヒの自らの設計による別荘の階段踊り場のための木版画を制作。1900年、パリ万国博覧会に出品、金賞を獲得。以降、多数の展覧会に出品。1907年から1908年、フィラッハの木工専門学校の教授を務める。その後、ウィーンに戻り、フリーの作家として活動。1908年、皇帝記念式典のためにフランツ・ヨーゼフ一世の胸像を制作。
カテゴリー:作家
いまクリックまたは、検索したキーワードの解説
木版画とは?【 美術用語 】 木を版材とする版画で、ふつう凸版として利用する。版画としては最も古い歴史を持っており、中国では7世紀、日本では8世紀、また西欧では15世紀初頭まで遡ることができる。縦換きした版木を使う板目木版と、輪切りして得られる木口を使う木口木版がある。板目木版の版材には、桜、桂、朴などの広葉樹種が、堅さも組織も一定しているため適している。木目が平行しているものを柾目、平行していないものを板目というが、ともに板目木版である。彫刻刀を用いて版をつくるが、最近は、電動のこぎりで切断した形象を使ったり、伝統的な凸版技法に凹版技法をとり入れるなど表現の可能性を広げている。木口木版は、黄楊や椿のように年輪のしまった均質な密度を持つ堅い木を版木に使う。回転させながら彫刻ができるクッサン(レザー・パット)の上に版木を置いて、ビュランで彫刻する。印刷は、板目木版より強い圧力を必要とする。 画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||