ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


古典主義



コブラ



コラージュ



混合技法



コンセプチュアル・アート


<前 (2/2ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


くじゅうくりはま2

九十九里浜II

作家名:大森運夫
制作年:1966年
技 法:紙本着色
大森運夫は、日展、院展と並ぶ日本画発表の舞台である創画展を中心に活躍してきた。彼の主題は、初期から一貫して人間の追求にあり、その成果は、戦後日本画の人間表現を語るうえで欠かせない。これは、漁民の家族を描いたもので、モニュメンタルな力強さに満ちた初期の代表作の一つである。働く人々を描く傾向が当時の日本美術界にあったが、その優れた作例ともいえるだろう。この作品を描いた頃、大森は、徳島県出身の山下菊二と交流している。


カテゴリー:作品
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

大森運夫とは?【 作家名 】

1917年愛知県に生まれる。広島高等師範学校中退。教職に就く傍ら1951年新制作展に出品し、以後連続出品。1962、66、70年同展新作家賞を受賞し、71年会員となる。1966年第1回神奈川県展で大賞を受賞。1968年現代日本美術展に招待出品、74年第1回創画展に出品、75年第3回山種美術館展大賞を受賞。初期のころから一貫して、生きる人間の姿を追求する。日本に古くから残る、祭や鬼太鼓、文楽の人形などをモチーフに、激しく、力強い表現で「生」を描こうとする。(「THE HIROSHIMA 広島市現代美術館所蔵作品による」図録 1991年)

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

大森運夫

キーワードを含む記事
2件見つかりました。

  大森運夫

  九十九里浜II


<前   次>

徳島県立近代美術館2006