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ばろっく・ぽっぷ・ばろん

バロック・ポップ・バロン

作家名:秋山祐徳太子
制作年:1990年
技 法:ブリキ
どうも怪しげである。時代は確かにバロックだ。ポップは、動くポップすなわち「ダリコ」のパプニングをした秋山自身のことである。バロンは男爵、ブランド志向の成り上がりでも手にはいった胡散臭い爵位。威厳を保って立っているが、いわゆる芸術には、やはり少し恥ずかしいのだ。素材とタイトルの巧妙な操作に惑わされるな。


カテゴリー:作品
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秋山祐徳太子とは?【 作家名 】

1935年東京都に生まれる。2020年没する。1959年武蔵野美術学校(現武蔵野美術大学)彫刻科を卒業する。1965年の「岐阜アンデパンダン」展をはじめとして、以後、数多くのグループ展に参加。1978年、東京都美術館における「現代風刺画展」、84年「岐阜アンデパンダン・アート・フェスティバル−20年後の動向」展、86年ポンピドゥーセンター(パリ)における「前衛の日本」展、89年宮城県美術館における「美術の国の人形たち」展など。また、1973年の「虚ろな将軍たち」展にはじまる個展は、以後もほとんど毎年のように開催されている。1960年代をハプニングで駆けぬけた秋山は、70年代からブリキを主な素材として彫刻をつくり始めた。その身近な素材で、将軍や貴族、英雄などを生み出して、従来の彫刻のもつイメージを大きく変えたのである。また1975年、79年の都知事選への立候補は、秋山の作家歴の中でもとりわけ人々の記憶に残るもので、その強烈な個性を人々の脳裡に刻み込んだといえる。

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