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うつくしいじてんしゃのり

美しい自転車乗り

作家名:フェルナン・レジェ
制作年:1944年
技 法:油彩 キャンバス
フェルナン・レジェ(1881-1955)は、フランスに生まれ、1900年パリに出て画家を志す。後期印象派、キュビスム(立体主義)、フォービスム(野獣派)などの影響を受けながら、形と色の対比が生み出す量感のある明快な作風を確立しました。壁画、彫刻、版画、映画など様々な分野でも活躍し、戦後のポップ・アートにも影響を与えたと言われ、今世紀の巨匠の一人に数えられています。 自転車はレジェの好んだ題材ですが、4人の人物が自転車を携え休息しているこの作品には、余暇を楽しむ都市生活者や機械文明を象徴する自転車などを通じて、近代生活を楽観的にとらえたレジェの特質がよく表れています。同じ題材の作品は、習作も含めいくつか制作されています。パリのポンピドゥ・センターや国立レジェ美術館に代表作が収蔵されていますが、この作品は、レジェの主要な展覧会にもたびたび出品され、三省堂出版の『西洋絵画作品名辞典』にも掲載されるなど、レジェの代表作の一つと言えます。


カテゴリー:作品
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ジョセフ・アルバースとは?【 作家名 】

1888年、ドイツに生まれる。1913年から15年までベルリンの美術アカデミーで学び、美術教師の資格を取る。1916年から19年までは小学校の教師をしながら美術工芸学校に学ぶ。1919年から20年にかけてミュンヘンの美術アカデミークレーカンディンスキーらの教えを受ける。1920年にヴァイマルのバウハウスに入り、22年まで学び、23年からはステンドグラス工房と基礎課程で指導にあたる。基礎課程ではモホリ=ナギと共に親方をつとめる。デッサウに移り、1928年からは家具工房の親方も勤めた。1933年には、ナチスから逃れて早々とアメリカへ亡命しノース・キャロライナ州、ブラック・マウンテン大学の教授となる。1933年から46年にはパリのアブストラクシオン=クレアシオンに参加、またアメリカ抽象芸術家協会にも参加する。戦後の1950年 にはイェール大学に移る。またハーバード大学やシンシナティ芸術アカデミーなどで幅広く指導を行う。そのほかにもメキシコ、キューバ、チリ、ペルー、ハワイ、日本など世界各地の大学で講演を行う。展覧会も各地で開催された。(「亡命者の奇跡 アメリカに渡った芸術家たち」図録 1993年)

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