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ぐれごりーのいめーじ

グレゴリーのイメージ

作家名:デイヴィッド・ホックニー
制作年:1985年
技 法:リトグラフコラージュ 紙
戦後アメリカの抽象表現主義の波はイギリスにも及んでいた。しかしその中でホックニーは1964年にロサンゼルスに移り住んでからもずっと具象性を保った作品を創ってきた。私的な物語や、カリフォルニアの風景や、肖像であったりするその通俗的な画風は、しかし彼独自の世界を形成してきた。研究熱心な彼は先行する作家から多くを学びとる。この作品はピカソを中心にキュビズムを研究してきた成果といえる。キュビズムが行った複数の視点の導入を、いわゆるフォトコラージュで試した彼は、ここではさらにそれらの焦点を動かす。デフォルメされた人体の腕や足は、そのことによって増殖している。そして、さらに画面を上下にそれぞれ違った大きさの額で区切り、イメージを破壊する。しかし彼の作品は決して暴力的であったり挑発的であったりはしない。見る者は、居心地のよい視線の移動を楽しむことができるのである。(友井伸一「文化の森から・収蔵品紹介」讀賣新聞1989年09月27日掲載)


カテゴリー:作品
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後期印象派とは?【 美術用語 】

1910年にイギリスの美術批評家ロジャー・フライによって組織され、ロンドンのグラフトン・ギャラリーで開催された「マネ後期印象派展」に由来する語で、セザンヌゴッホ、ゴーガンの3人を指すものである。印象派や新印象派とは異なる大画家で、後世に多大な影響を及ぼした者という意味内容で、特定の美術運動を指すものではない。しかし、近年ではアメリカの美術史家ジョン・リウォルドが、新印象派ルドンを含めて、おもにアンデパンダン系統の画家たちを総括する用語としてこれを使用したりもしている。

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