データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
はんがしゅう<ひびき>01あかいろのまえのふたりのきしゅ 版画集〈響き〉1.赤色の前の二人の騎手
1911年、ドイツの新芸術協会がカンディンスキーの作品の出品を拒否したことをきっかけに、革新的な傾向の作家たちが集まり、展覧会を開きます。彼らのグループは「青騎士」と名付けられ、その翌年にカンディンスキーとマルクが編集、発行した、前衛的な芸術の年刊誌にも同じ名前がつけられます。20世紀初頭のドイツ美術は視覚的な印象の再現ではなく、感情の表現を重視する表現主義の流れの中にありました。「青騎士」はさまざまな傾向を含み込みながらも、その理念を広めていったのです。この詩画集<響き>は、その伸びやかな形態と鮮やかな色彩により、大きな動きを感じさせ、抽象絵画の制作におけるひとつの高まりを認めることができます。
カテゴリー:作品
いまクリックまたは、検索したキーワードの解説
ルフとは?【 作家名 】 1958年ドイツに生まれる(ハーメルスバッハ)。1981年までデュッセルドルフ美術大学のベッヒャーの下で学ぶ。1981年のガレリー・リュディガー・ショトレ(ミュンヘン)での個展を皮切りに、数多くの個展、グループ展に出品する。1991年にはベルリンのマルティン・グロピウス・バウにおける「メトロポリス」展に出品、翌92年にはカッセル(ドイツ)の「ドクメンタ9」に出品する。美術大学在学中から、ルフは一貫して写真というメディアを通して表現に取り組んできた。その中でもとりわけ、ルフの名を高めたのは巨大な肖像のシリーズであろう。身近な知人、友人、後輩たちをモデルに、個人の人柄や個性を表現しようとするでもなく、カメラの目を通して実に淡々とあるがままの人を画面にとらえ、私たちが通常、想像する以上にそれらを拡大する。そこに生まれる作品としての新たな意味を付加しつつ、観る者に提示するのである。現在、デュッセルドルフ(ドイツ)在住。 画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||