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くじゃくず

孔雀図

作家名:荒木寛畝
制作年:1890年
技 法:絹本着色
幕末から明治初期にかけて、洋画に転向した画家があらわれたが、寛畝も油彩画を川上冬崖などに学び、一時は、五姓田芳柳、高橋由一と並び称されるほどの存在になった。西洋絵画の視覚と技法を修得した画家が、在来の材料によってどのような表現をうみだしたのか。西洋絵画の視点とともに、その視点で選ばれた在来の表現が、新しい「日本画」のなかに取り込まれていった。この、明治23年(1890)の内国勧業博覧会に出品された<孔雀図>の実在感はその優れた実例といえるだろう。(「近代日本画への道程 「日本画」の19世紀」図録 1997年)


カテゴリー:作品
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シュルレアリスムとは?【 美術用語 】

超現実主義。20世紀の芸術思潮のひとつ。1924年にアンドレ・ブルトン(フランスの詩人、1896〜1966)の「シュルレアリスム第一宣言」により「シュルレアリスムとは口頭、記述、その他あらゆる手段で思考の真の過程を表現しようとする純粋な心的オートマティスムである」と定義された運動。美術、詩、文学、政治など広い範囲にわたって、想像力の解放と合理主義への反逆を唱え、人間自体の自由と変革を目指した。初期は、ダダを受け継ぎ、フロイトの心理学の影響を受け、オートマティスムの方法で夢、幻覚などに現われる意識下の非合理な領域に踏み込んだ。この時期を代表する画家にコラージュフロッタージュ、デカルコマニーの手法で不安な幻覚を定着したエルンストがいる。1930年頃から、政治への参加をめぐって運動は分裂する。後期の代表的作家には、偏執狂的批判的方法で幻想の即物的な表出を表現したダリがいる。また、第二次大戦中アメリカに亡命したシュルレアリストたちは、抽象表現主義の誕生に影響を与えた。

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