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おのさと としのぶ オノサトトシノブ
1912年長野県に生まれる。本名は小野里利信。津田青楓洋画塾で洋画を学ぶ。1935年二科展初入選と同時に、前衛的傾向の若手作家と黒色展を結成。1938年から1956年まで自由美術家協会会員。第2次世界大戦中の1941年から45年まで従軍、戦後はシベリアに48年まで抑留される。戦前の作風は、キュビズムや構成主義の影響を受けたものだったが、1954年頃から円形が主題となり、やがて朱、黄、緑、紺の4色を基調として、画面全体を覆うモザイク風の方形群から円形が浮かびあがる幾何学的抽象様式を確立。東京、ワシントン、チュリッヒなど各地で個展を開催するとともに、1966年にヴェネチア・ビエンナーレ展に出品。油彩画の制作と並行して、油彩画と同様の丸と四角を構成した作品をシルクスクリーン、リトグラフ、木版によって制作し版画家としても著名である。
カテゴリー:作家
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エスキースとは?【 美術用語 】 絵画用語。最終的に完成するはずの絵や設計図などの構想をまとめるために作成される下絵や略画、画稿などをさす。準備のための単純ですじ書き的なものであるため、場合によっては1点の最終作品のために何点ものエスキースが重ねられる場合がある。それ自体が制作の目的となることはなく、創作の予備的、準備的段階の副産物といえる。その規模によっては、線描を主体としたデッサンやあるいは水彩画、油彩画などのいずれでもありうる。ほかにエテュード、エボーシュ、デッサンなどの用語でよばれる場合がある。 画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。 |
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