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ふうけい 風景
戦後実家から発見された。妹立川コサミによると、靉光は実家に戻ると、近くの友人と連れ立って写生に出かけることがあったという。あるいはその時の一点か。原色に近い色彩と大まかな筆致で、地表のうねりとその向こうに広がる風景を描き出し、フォーヴィスム的な表現となっている。(「靉光 揺れ動く時代の痕跡」図録 1994年)
カテゴリー:作品
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靉光とは?【 作家名 】 1907年広島県壬生町に生まれる。1946年没する。本名は、石村日郎。大阪の天彩画塾、肖像画塾に学んだあと1925年に上京し太平洋画会研究所に学ぶ。はじめフォーヴィスムやゴッホ、ルオー、ピカソ、マティスらの影響をうけやがてシュールレアリスムへの傾斜をみせる。1938年に「眼のある風景」を独立展に出品し、協会賞を受賞。この作品は日本のシュルレアリスム絵画の記念碑的な作品と評されている。翌年美術文化協会の結成に参加。このころから東洋絵画への強い関心をみせ美術文化展にその影響が濃厚な作品を発表する。この時期は墨や岩彩を用いた作品も残している。晩年の作品は写実性を回復し、1943年に友人たちと結成した新人墨会に〈自画像〉を発表した。翌年1946年応召して上海で戦病死。 画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。 |
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