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る・あーう゛るのさかば「すたー」にて

ル・アーヴルの酒場「スター」にて

作家名:アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック
制作年:1899年
技 法:油彩、リトグラフ 紙
ロートレックは、南フランスのアルビに生まれ、幼い頃から画才を見せる。怪我のため両足が不自由となる。パリに出て絵を学びながら、社交性を生かしてモンマルトルを徘徊し、その風俗を共感を込めてすばやい筆致でとらえた。機知とユーモアに富み、洗練された都会的なセンスあふれる作品で人気の画家となる。また、リトグラフ、ポスター、挿し絵でも傑作を残した。しかし、心身共に病んで37歳で没する。港町ル・アーヴルの酒場「スター」で演技する女性は、イギリス人のドリー嬢であり、上半身の動きが生き生きと伝わってくる。これはリトグラフに油彩で着色されている。


カテゴリー:作品
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ルオーとは?【 作家名 】

1871年フランスに生まれる。1958年没する。家具職人の家庭に育ち、最初ステンド・グラス職人の徒弟となり中世ステンド・グラスの修復にあたる。装飾美術学校の夜間コース、次いでエコール・デ・ボザールに学び、ドローネー、モローに師事する。1885年頃ユイスマンなど熱心なカトリック作家たちと出会い、キリスト教的世界への関心を深める。1903年頃から道化師、娼婦、富者と貧者、裁判官などの主題を青を基調とした荒々しい筆致で描くが、第一次世界大戦後はおだやかな作風に変り、やがて深みのある色彩と豊かなマティエールでキリストを描くようになる。晩年はさらに黄や緑などを基調としたバロック的な重厚さを備えた作風に変り、必ずしも伝統的な宗教画ではないが、長い探求の果てにたどりついた高度な宗教性を見せる。1914年以降画商ヴォラールと契約し、一時版画制作に専念する。

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