ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


マケット



マッス



マティエール



マニエリスム



円山四条派



ミクスト・メディア



ミニマル・アート



未来派



紫派



ムーヴマン



メゾチント



朦朧体



木版画



モダニズム



モダン・アート



モティーフ



モデリング



モニュメント



モノタイプ



もの派


<前 (1/2ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


みる きく

〈視る?聴く?〉

作家名:カルルフリードリヒ・クラウス
制作年:1991-96年
技 法:
この作品は、次の5つの作品で構成される。1.《音の集積》 1993年/CD(ヘッドホン)、ケルン西ドイツ放送の録音(ステューディオ・アクースティッシェ・クンスト)、42分25秒、(c)WDR2.《沈黙》 1991年/レコード(1968年のアクリル製ソノシートをコピーなしで拡大撮影)、署名と題名つき3.《反静観的瞑想》 1991年/(1969年のアクリル製ソノシートをコピーなしで拡大撮影)、署名と題名つき4.《カラテ:自己省察》 1991年/(1982年のアクリル製ソノシートをコピーなしで拡大撮影)、署名と題名つき5.《メモ:より早く、より政治的な朝がある。カラテ》 1991年/(1978年と82年のアクリル製ソノシートをコピーなしで拡大撮影)、署名と題名つき【作品展示のための発想、構想、実現】マティーアス・メルカー-----カルルフリードリヒ・クラウスは、1930年アンナベルグに生まれる。1944年最初の水彩画コラージュ、詩を制作。1948年最初の音響イメージを発表する。1958年以降、音節・音韻循環や言語処理の録音や、両面に書かれた言葉の紙、スピーチ・シート、歴史哲学的コンビナートの構想など、ユニークな制作を続け、1991年よりベルリン芸術アカデミー会員、1992年よりドレースデン造形芸術大学名誉教授となる。現在、ケムニッツに在住。「音を生み出すことで、私の中にさまざまな感情が生まれます。ここで感情にまつわる何かが発生し、私はそれを伝えようとします。しかし、この先は、聴く人がそれを受容しようとしているか否かによって違ってきます。音のかけらのひとつひとつの間にある動きを、感情とともに認知しようとする準備ができているかどうか、ということです。」


カテゴリー:作品
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

フロッタージュとは?【 美術用語 】

フランス語のフロッテー(FROTTER,こする)の名詞で「こすること」を意味する。マックス・エルンストが、岩や木の粗い面に紙をあてて鉛筆でこすって得られるイメージに注目して以来、シュルレアリスムの独特な技法のひとつとして画面構成に用いた方法。製作をすすめようとする紙を、木目のはっきりした板、織り目の粗い布などの上に置き、鉛筆、クレヨンなどを用いて下の表面の状態が表に現われるまでこすって写し出す技法である。こうして得た形は想像力の刺激剤として、無意識下のイメージを表現する作品の出発点に利用することが多く、エルンストはこれを油絵にも転用しているが、そこには物質に触発された、意識下の不安なイメージがあらわれている。

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

フロッタージュ

キーワードを含む記事
7件見つかりました。

  マックス・エルンスト

  岡部昌生

  シュルレアリスム

  博物誌

  版画集〈博物誌〉25.夫婦のダイヤモンド

  フロッタージュ

  三上誠


<前   次>

徳島県立近代美術館2006