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すけーね えおす どらまーた

〈スケーネ〉〈エオス・ドラマータ〉

作家名:ライナー・ゲルス
制作年:1995年
技 法:
この作品は、次の2つの作品で構成される。1.《スケーネ》 舞台で使用できるように主題化された運搬用木箱、多様な木製の靴型と帽子型2.《エオス・ドラマータ[演劇化された暁の女神エオス]》 赤い蝋燭型点滅電球の飾り玉の付いた覗きからくりとなる運搬用木箱、電線の束-----ライナー・ゲルスは、1960年ノイシュトレリッツに生まれる。さまざまな職業を経験した後、1982−89年ドレースデン造形芸術大学に学び、92年アメリカ合衆国に留学する。現在、ベルリン在住。ゲルスは舞台絵画を学んだことがあり、現在も舞台と関わる仕事に積極的である。十字架の形状をした作品は、彼のこれまでの作品にも多く観られたが、今回は作品を巡回させるためのクレートがそのまま展開され、作品となっている。からくり箱のようなものが、いつもこの作家を魅惑してきたというが、たたまれたり開かれたりする舞台、旅する空間やそれらに属するものすべてが劇場を創りあげているのだという。


カテゴリー:作品
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アカデミーとは?【 美術用語 】

芸術家、文筆家、学者などの専門家の組織集団。多くの場合教育的機能をもち、転じて絵画、彫刻などの技法を教える画塾、研究所をも意味する。さらにフランス語では裸体習作、モデルの意味がある。その名は古代ギリシャにおいて、プラトーンがアテーナイの郊外に開いた学園アカデーメイアに由来する。ルネッサンス期に人文主義者や芸術家たちの集りにこの名称が用いられたが、正式な組織としては16世紀になってパッチオ・バンディネルリがローマに設けたアカデーミアが最も古く、次第に従来のギルドに替わる性格を帯び、1563年フィレンツェにヴァザーリにより〈アカデーミア・ディ・ディセーニョ〉が創設され、その後ボローニャ、ローマに多くのアカデミーが設けられた。フランスでは1664年王立絵画彫刻アカデミーが創られ、美術学校と公式の展覧会を支配するようになり、この例にならって各国に18世紀のアカデミーが生まれた。しかし19世紀中葉以降、その伝統を墨守する保守的傾向が「アカデミズム」として否定されるようになり、美術の主要な流れからは遠い存在となっていった。

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