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ノン・フィギュラティフとは?【 美術用語 】
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非具象、非形象などと訳す。具象(Figuratif)絵画に対していうもの。1930年代の前衛絵画のうち、一方を代表する
シュルレアリスムが具象的形態になったのに対し、もう一方の
抽象的傾向が先端的な主張として非具象をかかげ、「アブストラクシヨン=クレアシヨン」に結集した頃から、この語が一般的に通用するようになった。アブストラクシヨン=クレアシヨンは、「
抽象・創造」の意味で、1932年にパリで結成された非具象主義のグループで、その名称のとおり、いわゆる「創造的」な
抽象を鼓舞することを狙いとした団体である。「創造的
抽象」とは、非具象の、一般に幾何学的といわれる要素から構成された
抽象作品を意味している。団体活動としては、グループ展組織と、「
抽象・創造−非具象芸術」という図版入りの年報を発行した。作家としては、ペウズナー、
ガボ、
カンディンスキー、
モンドリアン、
ドローネーなどで、
岡本太郎も参加した。厳密な非具象の追求において、国際的な拡がりにおいて重要な意味をもつ運動である。
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