ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


古典主義



コブラ



コラージュ



混合技法



コンセプチュアル・アート


<前 (2/2ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


かつら ゆき

桂ゆき

1913年東京都に生まれる。1991年没する。本名雪子。1926年池上秀畝に日本画を学ぶ。1931年東京府立第5高等女学校を卒業後、中村研一、岡田三郎助に学ぶ。1933年第20回光風会展に出品。この頃からアバンギャルド洋画研究所に通い始める。1935年第22回二科展に初入選。1938年山口長男、吉原治郎ら二科展に出品する前衛的作家たちとともに九室会を結成。コラージュの手法などを用いて機知に富む作品を発表し注目を集めた。翌年の第26回二科展で特選を受賞し、40年の第27回展で会友となる。1946年三岸節子らと女流画家協会を創立。1947年第32回二科展で準会員、50年の第35回展で会員に推挙され56年まで審査員。1956年渡仏し61年までヨーロッパ、アメリカに滞在。1961年第6回日本国際美術展で優秀賞を受賞。同年二科会を退会。1966年第7回現代日本美術展で最優秀賞受賞。1980年には山口県立美術館で「桂ゆき」展を開催。以後個展を通じて意欲的に作品を発表した。


カテゴリー:作家
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

荻須高徳とは?【 作家名 】

1901(明治34)年、愛知県に生まれる。22年東京美術学校に入学。27年渡仏。28年からサロン・ドトンヌ、29年からサロン・デ・ザンデパンダンに出品を続ける他、多くの画廊や美術館でのグループ展、個展を開催するなど精力的に制作し続けた。日本人画家の展覧会の出品にはあまり熱心であったようには見えないが、38,39年の巴里日本美術家展では常任委員を務め、出品している。36年に薩摩がプラハ美術館に寄贈した作品の中に荻須が含まれている。40年に帰国。48年日本人画家として戦後初めてフランス入国を許され渡仏。86年に死去するまでパリを中心に活躍した。(「薩摩治郎八と巴里の日本人画家たち」図録 1998年)

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

荻須高徳

キーワードを含む記事
2件見つかりました。

  荻須高徳

  山口長男


<前   次>

徳島県立近代美術館2006