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 作家(1701)

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たなか としゆき

田中稔之

1928年山口県に生まれる。1950年向井潤吉に師事、52年行動美術展初入選。1956年第1回アジア青年美術家展フライシュマン賞受賞。1958年行動美術賞を受賞、翌年同協会会員となる。1960年現代日本美術展出品、63年渡欧し、ウィリアム・ヘイターに版画を学ぶ。1964年モナコ国際ビエンナーレ出品、66年帰国。1970年代に入り、太陽のモチーフが画面に現れるようになる。1977年のモンゴル、シベリア旅行で宇宙や生命力といった人間の次元を越えたものと対局し、円の連作を始める。空間を色面で鋭く斬って生まれた大きな円空間は、瞑想的で東洋的な情感をかもしだしている。(「THE HIROSHIMA 広島市現代美術館所蔵作品による」図録 1991年)


カテゴリー:作家
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ミニマル・アートとは?【 美術用語 】

1950年代より興り、1960年代に顕著になったアメリカ美術にみられる動向。アクションペインティングと抽象表現主義のある側面への反動として起った。1951年に白だけのカンヴァスおよび黒だけのカンヴァスを展示したラウシェンバーグや1956年にモノクローム絵画を発表したイヴ・クライン、「全一性」の教義を先取りしたバーネット・ニューマンなどが先駆者である。色面派やハード・エッジ派もミニマル・アートに関連しているが、厳密な意味においては、トニー・スミスカール・アンドレ、ロバート・モリス、ドナルド・ジャッドらの高度に画一化された立体作品を指す。これらは、一切の虚像的な価値を排して最大限の視覚的単純さを保つことにより、見る者に曖昧さのない、全的で統一的な印象を与えるものと評価されている。「ミニマル」は「最小の、極小の」の意味で、1965年、イギリスの哲学者リチャード・ウォルハイムのエッセーの名から転用されたものである。

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