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ぶるごーにゅこうしゃくのたんじょうをいわうう゛ぇるさいゆきゅうでんのさいてん しゃるるにこらこしゃんこのげんがによる ブルゴーニュ公爵の誕生を祝うヴェルサイユ宮殿の祭典[シャルル=ニコラ・コシャン(子)の原画による]
スペイン王子と結婚したルイ15世の長女の結婚式に、花火を打ち上げるため、ヴェルサイユ宮殿のテラスの端には大きな舞台装置が建てられた。この建築物は祭典の雰囲気を決定し、ブルゴーニュ公(ドーファン殿下の長男)の生誕を祝うために、1751年12月に打ち上げられた花火をより鮮明にしている。この舞台装置はスロッツ兄弟の三男のミシェル・アンジュ(1705−1764年)によって作られた。その長さは全長300メートル以上におよんでいる。この建築様式の簡素さは、新古典主義の影響によるところが大きい。(「近世フランスの絵画と版画−東京富士美術館コレクションによる」図録 2002年)
カテゴリー:作品
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古典主義とは?【 美術用語 】 語源は、古代ローマ市民の最高階級を意味するクラッシクス(classicus)。美術、文学、音楽、建築など広い分野にわたって使われ、明晰な秩序に基づく完成された表現を目指す様式傾向や芸術理念を意味する。17世紀フランスで芸術理論として高められ、現在では一般的な様式概念としても、歴史上のある特定の時期を示す概念としても用いられる。様式概念としての考え方としては、バロックに対立する表現様式として見る立場と、アルカイスム−古典主義−バロックと展開する様式発展の一つと考える立場があるが、いづれもアルカイスムの素朴で生硬な表現やバロックの激しくダイナミックな表現に対して、合理的秩序に基づく統一性、安定した構築性、調和のとれた静かな表現等を古典主義の特質として挙げている。代表的な時代としては、紀元前5世紀のギリシア、ルネサンス、17世紀、18世紀末から19世紀初頭にかけてのフランスがある。様式概念として広く捉えた時、日本美術などの西欧美術以外の芸術に古典主義の時代を見い出したり、ピカソの「古典主義時代」など個人の様式に適用することがある。 画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。 |
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