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うえの やすお![]() 上野泰郎 ![]()
1926年東京都に生まれる。2005年没する。1948年東京美術学校日本画科卒業、山本丘人の「凡宇会」に参加。卒業制作が創造美術第1回展に初入選。以後、創造美術協会、新制作協会に出品する。1959年新制作協会会員、69年多摩美術大学教授に。1973年キリスト教美術協会会員となり、以後毎年出品する。1974年創画会の創立に参加、78年欧州巡回「現代日本画展」に出品。人間存在の重要さを特異の描法、描線によって表現。近年は描き割りの大画面構成によって、いっそうダイナミックな表現世界を展開させている。(「THE HIROSHIMA 広島市現代美術館所蔵作品による」図録 1991年、一部加筆有)
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カテゴリー:作家
![]() ![]() ![]() フレスコとは?【 美術用語 】 ![]() 壁画製作技法のひとつ。フレスコとはイタリア語で「新鮮な」という意味。現在では、漆喰壁に描かれた壁画の総称として用いられることも多いが、本来はそのうちで、下地となる漆喰壁がまだ乾かないうち(すなわち湿っていて新鮮なうち)に水で溶いた顔料で描いていく方法をいう。この方法では、絵具が漆喰の表層に浸透し、乾燥するにつれて固着し、壁と一体となってしまうので、壁自体が破壊されない限り存続することとなる。剥落の心配もないのでモニュメンタルな壁画を描くための最良の方法といえる。手順としては、まず漆喰で壁の粗塗りを行い、その上に小型の素描から拡大したシノピアという実寸大の下書きを行う。あるいは、カルトンと呼ばれる実寸大の下図を用意する。彩色にあたっては、その日に製作できると予定した面積だけ上塗の漆喰を塗り、その上塗りが乾かないうちに、顔料を水だけで溶いて描いていく。短時間に、しかも修正がきかないので適確に仕事が行われるため技術と修練が必要である。 ![]() ![]() ![]() |
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