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アンリ・ローランスとは?【 作家名 】
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1885年フランスに生まれる。1954年没する。始めパリで装飾や彫刻の勉強をしながら
ロダン風の彫刻を作る。1911年、
ピカソ、
ブラック、
レジェらと出会い、とりわけ
ブラックを通してキュビスムを知る。
パピエ・コレなどの実験的な制作を糧にして、キュビスムを彫刻に適用した草分けの一人として
リプシッツと共に評価されている。1913年と14年に
アンデパンダン展に出品する。1921年から画商
カーンワイラーが彼の作品を扱う。1925年、パリ装飾芸術博覧会でル・コルビジェ設計のパビリオンに出品する。この頃の彫刻には独特の彩色が施されている。1925年以降はキュビスムを脱して、有機的で
自然主義的な形を創造しようと努めた。また彫刻のみならず絵画や挿絵、装飾の分野でも活躍する。1935年にはヘレナ・ルビンスタイン賞を受賞、49年にはブリュッセルのパレ・デ・ボザールで、51年にはパリの国立近代美術館で回顧展が開かれた。(「なぜか気になる人間像 徳島県立近代美術館所蔵名品展」図録(埼玉県立近代美術館)1992年)
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