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なかだ さだのすけ

仲田定之助

1888年東京に生まれる。1922年ドイツに留学。滞欧中、バウハウスを訪れ、その紹介記事を日本の美術雑誌に書き送る。仲田は進歩的な批評家として知られるが、1924年の帰国後の一時期、三科、単位三科にオブジェや彫刻作品を発表するようになる。1925年三科展に出品、会員となり、26年中原実らと単位三科を結成し、彫塑作品を出品する。1928年画廊九段でクレーカンディンスキーの作品を展示する。1970年「明治商売往来」でエッセイストクラブ賞受賞。死去。1924年作の「首」は残されている数少ない作品のひとつで、キュビスム、ダダバウハウスの活動などに海外で直に触れてきた作者らしく、人の顔に数字を配した実験的作品といえよう。(「日本近代彫刻の一世紀 写実表現から立体造形へ」図録 1991年)


カテゴリー:作家
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印象主義とは?【 美術用語 】

19世紀後半のフランスに起きた最も重要な絵画運動で、その影響は欧米をはじめ日本にまで及ぶ。1874年春にモネピサロシスレードガルノワールセザンヌ等を中心とする画家が官展のサロンに対抗して団体展を開いた際、新聞記者ルロワがモネの「印象−日の出」をもじって彼らを印象派と呼んだ。印象派という名称はこのことに由来し印象主義という用語もそこから派生した。印象主義写実主義を受継いで特に外光派の戸外制作を重んじ、かつマネに啓発されて明るい色彩を用いて外界の事物を光をあび、空気で包まれた印象として表現した。光の変化に応ずる色調の変化や空気のゆれ動きを効果的に描くために、固有色を否定し、筆触を小さく分割し、色調を原色に還元したことが技法上の特徴とされる。印象主義は必ずしも体系化された理論をともなわず、組織的にはゆるやかな結びつきにとどまったため、1880年代以降各画家の個性の進展と円熟にしたがい、またスーラやゴーガンなど新世代の登場ともあいまって多様化の様相を深めた。

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