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じゆうびょうが

「自由描画」

作家名:資料(ウィーンの夢と憧れ−世紀末のグラフィック・アート)
制作年:1925年
技 法:本
フランツ・シチェーク/ヘルマン・カストナー著。オリジナルクロス装ポートフォリオ、全24ページ、序文および図版80点、大部分彩色、一部は多色石版画、自然と実用品を対象、多数のデッサンが世紀末に出現、1900年以後のウィーン・デザインの傑作記録、きわめて希少。フランツ・シチェークヘルマン・カストナーの図版。アントン・シュロール出版(ウィーン)。


カテゴリー:作品
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シチェークとは?【 作家名 】

1885年から1895年、ウィーン美術アカデミーで、フランツ・ルムプラーとヨーゼフ・M.トレンクヴァルトに師事。ミュンヒェンでの研究滞在、イタリア、スイス、フランス、イギリスへの旅行の後、1897年から1903年、ギムナジウムの美術教師、同時に1897年から私立の絵画学校を運営する。1903年、ウィーン工芸美術学校に任命され、ここで彼はまず第一に工芸刺繍科、そして美術教師候補者の為の訓練コースを指導した。1903年、自分の私立(絵画)学校が、工芸美術学校に組み込まれる(演習・実験クラス、1918年からは青年美術クラス)。1906年、シチェークは、「一般形態論」分野での教授に就任。この分野の教師として、16歳以上の生徒と「1900年前後の様式美(主にウィーン工房)」の装飾の分野の演習を行う。彼の授業は、実験的な試みへと一層突き進んでいった。表現主義の考え方において、装飾的傾向へと推進する試みは−キュービズム(立体派)的、フトゥリズム(未来派)的な刺激の作用のもとで−この専門クラスのスケールを最高のものにした。ドイツのバウハウスにも匹敵する現象のうちの一つである、1920年代初頭のウィーン・キネティックアートにおいては、エリカ・ジョヴァンナ・クリーンや、パウル・キルニックなどの何人かの参加者が際立つ存在であった。

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