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うぃーんげんそうは

ウィーン幻想派

1960年以降国際的な評価を受けたオーストリアのグループで、正しくは、ウィーン幻想的レアリスム派と訳す。主要メンバーは、ウィーン美術学校のギュータースロー(1887〜1973)のもとで学んだヴォルフガング・フッター,アントン・レームデン,エルンスト・フックス,エーリヒ・ブラウアー,フンデルトヴァッサー,など。シュールレアリスムの系譜をひきながら、その基調は華麗な色調と細密な描写技法に支えられた幻想的なリアリズムにある。総じて意識下の領域への憧憬が色濃くあらわれており、きわめて文学的な絵画世界をつくり出している。


カテゴリー:美術用語
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エルンストとは?【 作家名 】

1891年ドイツに生まれる。1976年没する。ボン大学で哲学を学ぶ。1912年「ラインの表現主義者」展に出品。キュビスムや未来派の影響を受けた後、1919年アルプ等とケルンのダダ・グループを結成し、過去の名画の改作やコラージュなどを試みる。アンドレ・ブルトンの招きで1921年パリで個展、翌年パリに移り、シュルレアリスムの代表的画家として活躍。1925年フロッタージュ(あてこすり)の技法を発明し、〈博物誌〉を制作、その後油彩にも応用する。第2次大戦中ナチに追われ、1941年ニューヨークに移る。オシログラフ(振動描画)の技法は、アクション・ペインティングの先駆けとなった。1929年に〈百頭女〉、1934年に〈慈善週間〉、などのコラージュ小説を刊行。タブローの他、版画や本の挿絵も精力的に手掛け、アメリカでは多くの彫刻を制作した。1954年ベネチア・ビエンナーレ展で、絵画部門の大賞を得た。1958年フランスに帰化した。(「なぜか気になる人間像 徳島県立近代美術館所蔵名品展」図録(埼玉県立近代美術館)1992年)

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  百頭女

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徳島県立近代美術館2006