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 作家(1701)

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てんびょうしゅぎ

点描主義

絵具をパレットやカンヴァスの上で混ぜず、細かい均一の大きさの点を並置することによって、異なる色が綱膜上で加法混色を起こし、各色が融合した一つの色に見えるように描く絵画技法。印象派にもこれに近い技法が見られるが、系統的に追求したのはスーラである。スーラは、シャルル・ブランとオグデン・N・ルードが提唱した理論を基にして、〈グランド・ジャット島の日曜日の午後〉で、大きさを一定にした純色の点をやや長めの筆触を重ねる描法で試み、〈ポーズする女たち〉以後の作品では、この技法を基本原則として追求した。スーラは、ヴァトー、ドラクロワ、ムリーリョや印象派の画家たちに点描の先駆例を見い出しているが、色調を原色に還元して視覚混合する自己の技法を他の点描と区別するために分割主義(ディヴィジョニスム)という用語を好んで使っている。


カテゴリー:美術用語
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セザンヌとは?【 作家名 】

南フランスのエクス=アン=プロヴァンスの裕福な家に生まれ、同級生に後の小説家ゾラがいた。パリに出て印象派の画家との親交を深め、印象派展に出品する。しかし、モネのような光や色の追求ではなく、ものの形を純粋な造形のモチーフとして考え、堅牢な作品を制作しようとした。後期印象派の代表にとどまらず、20世紀の美術思潮に最も大きな影響を与えた一人と言える。「自然を円筒と球と円錐によってとらえる」という有名な言葉を残した。

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